
フサイン・ビン・アブドゥッラー2世皇太子
■ヨルダン皇太子、若者へ和平に向けて役割を担うことを呼びかけ
【アンマン:ヌールマー・ナアマート】
ヨルダンのフサイン・ビン・アブドゥッラー2世皇太子は、「圧政者や占領者、テロリストたちは若者を利用している」と語気を強めた。皇太子は若者らに対し、根本的な変化を将来的に引き起こすことを訴えかけ、ヨルダン王国は安全保障理事会を通して、永続的平和構築における若者の役割を確保するために、若者と和平に関する議題設定に取り組むつもりだと語った。
皇太子は、マダバ県の「キングス・アカデミー」で開催された若者と和平に関する国際フォーラムのオープニング・セレモニーで演説を行った。フォーラムには、平和構築や過激派との戦いにおける若者とその役割に関し、合同声明の発表を志す関係者を代表する若者、各国の外交高官が出席。出席者数は、500 人を超えた。
フサイン皇太子は「今日みなさんに申し上げるのは、わが国ヨルダンが安全保障理事会を通して、和平と若者に関する議題設定に取り組むつもりだということだ。安全保障理事会側が若者を参加させるのではなく、若者とのパートナーシップによって、永続的平和構築における若者の役割を確保することを目指す」と語った。
(後略)
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( 翻訳者:井上剛 )
( 記事ID:38479 )