11月1日総選挙へ、準備はじまる
2015年08月22日付 Milliyet 紙

第26回通常国会に向けた早期選挙が11月1日に行われる可能性が高まったことにより、選挙準備を開始した共和人民党(CHP)のケマル・クルチダルオール党首が、水曜日にエルドアン・トプラク筆頭顧問並びに6月7日選挙キャンペーンを進めたアメリカの戦略会社であるベネソンと会談を行ったことがわかった。

入手された情報によると、クルチダルオール党首には6月7日総選挙の後、世論においては最も一貫性のある政党としてCHPが見られていることが強調され、世論調査からその例が提示されたという。6月7日選挙キャンペーンにいくつか手を加えて補強し、それを新たに実行することで政策決定を下したと伝えられている。この会談では、11月1日選挙キャンペーンにおいて早期選挙の責任を公正発展党(AKP)とエルドアン大統領にあるとして示すことの必要性が全会一致で採用された。さらには、CHPが真摯な姿勢で連立政権の樹立に向けて努力したこと、しかしその他の政党がこの提案を様々な理由で拒否したことも世論に訴えかける必要性があると述べられた。CHP幹部は、選挙公約の更新手続きについても言及した。
クルチダルオール党首の「経済」に焦点を当てた発言が6月7日総選挙で大きな評価を集めたことに注目したCHPの選挙スタッフらが、大都市において人民の民主主義党(HDP)に流れた票を「自由」を強調することで取り戻すことを狙っていることも明らかとなった。

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( 翻訳者:指宿美穂 )
( 記事ID:38480 )