元HDP議員クルト氏、「PKKも停戦望んでいる」
2015年09月03日付 Milliyet 紙

元公正発展党(AKP)所属国会議員のアブドゥラフマン・クルト氏はRS FMでヤヴズ・ハーン氏司会の「ビデブヌディンレ」という番組に出演し、南東部で再開した衝突について意見を述べた。同氏はクルディスタン労働者党(PKK)との闘争における衝突プロセスが今回いつもと違った形で進んでいると述べ、PKKが停戦を望む立場に立っていると主張した。

アブドゥラフマン・クルト氏は元AKP所属ディヤルバクル選出の国会議員だ。クルド問題解決プロセスでは「知識人」の一人として役割を担った。同氏はクルド地域の印象について語り、特に「戦いに勝者はいない」ということを指摘した。
「我々は誰もが現実を知りながら、ずっとお互いを傷つけあっている。PKKを武器で潰すことも、PKKが武力で村を制圧することもありえない。このような事実があるにもかかわらず、傷つけられている人がいる。この戦いに勝者はいないのだ。また一方が他方をゼロにしたとしても、勝者は出ない。なぜなら内側に残った傷跡や、新たに破壊されたものを修復することが難しくなってしまうからだ」

■すぐ横には世界大戦がある

クルト氏は続く衝突を、シリアやイラクの混乱や中東の紛争とは別物と考えることはできないという視点に立つ。
「トルコ人とクルド人が彼らだけだったら、問題は解決できただろうが、すぐ隣には世界大戦がある」と述べるクルト氏は悲観的にならないことも必要だという。というのも国民が衝突に賛成していないからだ。
「クルド人は怒っている。AKPのことばに彼らは憤りを感じている。一方、最近では、PKK組織の行動に対する怒りの方が強い。衝突が続くプロセスを終わらせたがっているのもPKKだ。これはたぶん初めてのことだ。しかし結果を出すためには、PKKは90年代から脱出しなければならない。「われわれはトルコでの武力衝突を放棄し、国境の反対側に撤退する」と彼らが宣言すれば、私は、彼らに向けて発砲される銃弾の前に立ちはだかる」

■「人民民主党(HDP)は舞台から疎外されるべきではない」

また、同氏は政府の「HDPとPKKを一緒」とする政略を批判し、政府はHDPによる平和のメッセージを擁護するべきだと述べた。
「HDPを除外するのは間違っている。セラハッティン・デミルタシュ氏の説明にどんな意図があったとしても、正しいことを主張するのであれば、これは擁護されるべきだ。」

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( 翻訳者:星井菜月 )
( 記事ID:38571 )