トルコ全県にシリア難民
2015年09月02日付 Milliyet紙


トルコを通ってヨーロッパへ渡ることを望んでいる移民が直面する惨事に無関心ではいられないという内務省移民担当長官のトロス氏は、「シリア人がいないトルコ国内の県はない。」と述べた。

内務省移民担当長官のアティッラ・トロス氏は、トルコを通ってヨーロッパへ渡ることを望んでいる移民が直面している人道的な惨事に無関心ではいられないとし、「157緊急ヘルプ・コールを4言語でサービスを行うコールセンターへと一変した。コールセンターには、生きるか死ぬかの状況で、「海で我々のボートが沈み、死にかけている」と電話してきたものさえいた。我々は安全保障面と同様に、人道的な面も重要性を払っている。移民が生き延びるように対処しているし、葬式でさえも我々がしてあげているし、途中で投げ出したりはしない。」と語った。

■業務を説明

トロス氏は昨日アンカラで、報道関係者の一部と食事をしながらの会見を行った。トロス氏は新たに構成され4月からトルコ全土で組織化を完了した上で、作業可能な状態にされた移民担当省の働きに関して説明した。トロス氏が提供した情報とコメントの要約は以下の通り。

■「外国人サッカー選手への在住許可を我々は与えている」

共和国時代に1923年から1997年の間、トルコが受入れた移民の数は160万人である。近年ではシリアからやってくるものだけでも200万人に迫ることを考えれば、我々が抱えている問題の全容はより良く理解し合われる。これまで外国人に関する手続きは、警察総局と県警察の外国人支部によって行われていた。2015年2月11日以来、移民行政総局は実効性をもつものとなった。どの県でも移民局県本部がつくられた。

■「我々は無分別ではいられない」

人身売買や不法移民の様な問題は我々の担当分野である。2014年、不法移民の数は5万8647人にも上る。不法移民について重大な人道的な危機が存在する。1月1日以来4万619人の移民がトルコで確認された。エーゲ海ではここ数カ月で80人が死亡した。

■「81の県でシリア人がいる」

一時的保護制度を採用している唯一の国がトルコである。トルコで住民登録されているシリア人の数は197万2065人である。これらのうち25万9151人はキャンプ地で暮らしている。一時的保護制度の身元確認書を我々が与えている。トルコ国内でシリア人がいない県は一つも残っていない。最もシリア人が多い県はシャンルウルファ県である。

■「2122人のISの疑いのある人物が国外追放された」

2014年トルコに流入した外国人の数は、観光客も含めて、3511万5789人であった。2014年、居住外国人数は37万9804人であった。外国人戦闘員に関する情報は様々なルートから我々に来ている。国外追放の手続きは私たちが行っている。我々はシリア人の多くの生体認証登録を行った。外国人戦闘員として我々が見なしている112の国からやってきた1万9626人に入国禁止を課した。

トロス氏は、ドイツ内務相のトーマス・デメジエール氏が、その中にイズミルを含む、3つの国の都市で特別避難キャンプを設置することを提示したのに対し、反発した。

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(翻訳者:山村 弥)
(記事ID:38572)