溺死シリア難民幼児の最後の写真
2015年09月04日付 Hurriyet紙

ムーラのボドルム県で違法な方法で国外へ逃げようとした難民たちのボートが沈んだ結果、亡くなった母親と二人の子供の遺体が、イスタンブルへ向かい、そこからシャンルウルファへと送られた。転覆したボートから落ち、溺死した3歳のコバーニー出身のアイラン・クルディの密航出発の6時間前にアクヤルラル海岸で眠っている時に撮られた最後の写真も明らかになった。不運な人生を終えた幼子は、母親や兄弟と、生き延びるために逃げたコバーニーで埋葬される。

■幼いアイランの最後の寝顔はこうだった

希望への旅で沈んだボートから落ち、溺死したコバーニー出身の3歳、アイラン・クルディの密航出発の6時間前、アクヤルラル海岸で寝ていた時に撮られた最後の写真をDHAは入手した。

幼いアイランは、夜半、旅に出る前にアクヤルラルのアリ・ホジャ・ブルヌ付近の海水浴場で40人近いグループと待っていたシリア難民のそばで砂浜で眠っていた際に、このように写真を撮られた。

■遺体はイスタンブルからシャンルウルファへ

ムーラのボドルム郡から出発した希望の旅で命を落とした12人のうち、シリア出身のザヒム・クルディ氏(27)の息子たち、2歳のアイラン・ クルディと3歳のガリップ・クルディの遺体はイスタンブルに運ばれた。トルコ航空所属の飛行機で1時10分にダラマンからイスタンブルへと送られた遺体は、午前中にシャンルウルファへ運ばれた。

■父のクルディ氏「とても悲しく、今もあまり話せません」

アブドゥッラ・クルディは彼自身に同行した、アミル・チチェキ知事と同行する一行と僅かに言葉を交わした。空港職員の一人はクルディ氏を案内をした。アラビア語で話したクルディ氏は、「とても悲しく、今もあまり話せません。しかし、私は皆さんにとても感謝しています」と述べた。

アミル・チチェキ知事は、「まず、ご冥福をお祈りします。私たちはいつもあなた方の寄り添います。あなた方は私たちの兄弟です」と話した。一方、 空腹であることを話したアブドッゥラ・クルディ氏は、公正発展党のニハト・キュレジ県支部長と一行とともに、町の中心部に行き、食事をとり、新しい服を買った。 その後、空港に戻ったクルディ氏は、トルコ航空の飛行機で遺体とともにイスタンブルへ向かった。

溺れずに助かったアブドゥッラ・クルディ氏は、浜辺に打ち上げられた遺体とともに話題になった娘のアイランと息子のガリプ、妻のザヒンの遺体を飛行機で街へ送った。遺体は、その後スルチュ郡に運ばれた。

同じ飛行機で街へ来たAKPのシャンルウルファ選出国会議員のマズハル・バール氏は、AKPムーラ選出国会議員、ハサン・キョクテンと共にCHP副党首、セズギン・タンルクルもスルチュへ向かった。

クルディ氏と一行に、内務省移民局の上部の職員と、精神科医も同行した。遺体は、埋葬のためにシリアのコバーニーへ運ばれる。遺体の最後の旅路への運搬の際は、警察も装甲車で護衛し、同行した。

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(翻訳者:矢加部真怜)
(記事ID:38574)