イエメン:サウジアラビアの兵士10名が殉死
2015年09月06日付 al-Hayat 紙
イエメンで殉死したUAE兵の棺、アブダビ空港に到着(AP)
イエメンで殉死したUAE兵の棺、アブダビ空港に到着(AP)

■イエメンでサウジの兵士10名が殉死

【ジャーザーン:ヤフヤー・ハルドゥリー;ムカッラー:アブドゥッラフマーン・アティーヤ;リヤド、サナア、アブダビ:本紙】

連合軍の航空機は昨日(5日)、サナア、マアリブ、シャブワ、バイダー、イッブ、サアダ、ハッジャにあるフースィー派集団とその支援部隊が支配する軍事拠点及び武器庫に対して、ここ数週間で最も激しい攻撃を開始した。フースィー派が弾道ミサイルの貯蔵庫を狙い、正統政府を支援するために駐在している連合軍側に死者、負傷者がでたことを受け、正統政府を支援する軍営地は厳戒態勢を敷いた。

イエメンの軍事情報筋は、サーフィル地区の第107旅団本部を狙ったミサイル発射場が、(マアリブの南)シャブワ県ベイハーン地区の砂漠地帯に位置することを暴露した。連合軍報道官のアフマド・ウサイリー准将は、この事件でサウジアラビアの兵士10名が殉死し、またアラブ首長国連邦(UAE)の兵士45名、バーレーンの兵士5名、イエメンの兵士4名が殉死した。

サウジアラビア通信によると、二聖モスクの副守護者(サウジアラビアの)ムハンマド・ビン・ナーイフ・ビン・アブドゥルアズィーズ副首相は一昨日(4日)、バーレーンのハマド・ビン・イーサー・アール・ハリーファ国王、アラブ首長国連邦(UAE)軍副最高司令官であるアブダビ首長国のムハンマド・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン皇太子と電話で連絡を取り、サウジアラビア王国、バーレーン、アラブ首長国連邦(UAE)の兵士らの殉死について哀悼の意を交わした。

サウジアラビア第二副首相兼国防相のムハンマド・ビン・サルマーン副皇太子は「殉死者が流した血は無駄にはならないだろう、彼らが流した血はイエメンに希望を取り戻すため我々の道を継続し、イエメン国民の運命を弄ぶ悪の勢力を一掃するとの我々の決意をより一層確固たるものとした」と述べた。

(後略)

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:佐藤早於里 )
( 記事ID:38600 )