8月のツーリスト数、3%減
2015年09月29日付 Radikal 紙


今年トルコを訪れる旅行客数が減少している。文化観光省が発表した情報によると、今年8月までに来土した旅行客数は昨年の同時期と比べ2.88%減少した。

昨年と本年の1~8月期を比較してみると、この時期に来訪した旅客の数は0.89%の減少を示した。旅行客の出身国リストには変化は見られなかった。このリストによると、 最も多かったのはドイツからの旅客数で、次いでロシア、イギリスの順となった。一方出入国者手続者数では、(昨年と比べ)増加がみられた。

文化観光省は「出入国者数・外国人旅行客及び邦人統計2015年8月度版」を公表。今年8月の国境通過者数の合計が記載されたこの統計報告によると、今年8月にトルコ国境を通過した旅行客数は、昨年同月よりも減少している。

統計報告の情報によると、2015年8月期にトルコを訪問した外国人の数は昨年と比べ2.88%減少した。報告では、「警察総局による暫定のデータによれば、2015年8月にトルコを訪れた外国人の数は昨年と比べ2.88%減少し、513万967人となった」とされている。8月に513万967人であった外国人入国者数のうち、24万7028人(4.81%)は単日滞在者であった。

■最も多い入国者はアンタリヤから

8月にトルコを訪れた旅行客が最も多く入国手続きを行った国境ゲートがある県のリスト上位5県は次のとおり:

1-アンタリヤ 36,77% (188万6432人)
2-イスタンブル 26,03% (133万5335人)
3-ムーラ 11,61% (59万5912人)
4-エディルネ7,65% (39万2452人)
5-アルトヴィン 4,62% (23万6842人)

一方で2015年1~8月期にトルコを訪れた外国人旅行者数は、昨年の同時期と比べ0.89%の減少を示した。報告では、「2915年1~8月期に我が国 を訪問した外国人旅客数は昨年同時期と比較して0.89%減少し、2550万6223人となった。2015年1~8月期にトルコへ入国した2550万 6223人の外国人のうち107万7709人(4.23%)は単日滞在者であった」とされた。

1~8月にトルコを訪れた外国人旅行客が最も多く入国手続きを行った国境ゲートがある県のリストでは、8月単月のリストと違いがみられた。8か月中6か月はイスタンブルが1位を占めた。

1-イスタンブル33,03% (842万3879人)
2-アンタリヤ31,13% (794万516人)
3-エディルネ8,80% (224万4207人)
4-ムーラ8,52% (217万1956人)
5-アルトヴィン5,13% (130万7385人)

■ドイツから最も多くの観光客

2015年8月期にトルコを訪れた外国人の出身国リストでは、ドイツが16.41%(84万2024人)を占め1位となり、ロシア連邦が12.24% (63万8469人)で2位、イギリスが8.40%(43万760人)で3位となった。2015年1~8月のリストでも順位に変動は見られない。ドイツが 14.70%(375万82人)で1位、ロシアが10.90%(277万9343人)で2位、イギリスが7.07%(180万629人)で3位を独占し た。

■出入国手続者数は3%増加

報告によると、出入国手続者数は増加を示した。「最新のデータによると、2015年8月に我が国へ入国したトルコ国民の数は、昨年と比べ3.48% (139万7336人)増加、出国した国民も7.20%(163万3715人)の増加を記録した。また、1~8月期の入国した国民の数は7.89% (948万5208人)増加、出国者数も9.05%(914万6195人)増加した」という。

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( 翻訳者:池永大駿 )
( 記事ID:38770 )