「ザリーフがオバマと握手したのは外交のイロハ」ハーシェミー=ラフサンジャーニー師のHPが主張
2015年10月04日付 Jam-e Jam 紙

【ジャーメ・ジャム・オンライン】

 ザリーフ氏とオバマ氏の握手の件について、ハーシェミー=ラフサンジャーニー師のウェブサイトは、ザリーフ氏がオバマ氏の手を拒絶しなかったのは、文字通り外交のイロハであり、ザリーフ氏はそうすることで、8千万人のイラン人の尊厳を守ったのだ、とする論説を掲載した。

 ファールス通信によると、体制公益評判評議会の議長であるハーシェミー=ラフサンジャーニー師の公式ホームページは、国際問題の専門家の指摘として、「ザリーフ氏がオバマ氏の手を拒絶しなかったのは、外交上のイロハであり、国民の尊厳〔を守る行為〕だった」と表明した。

 〔元外交官の〕アリー・ホッラム氏はこのコラムの中で、次のように記している。

ザリーフ氏に異を唱えている連中は、彼の人気によって自らの現在の立場が深刻な危険に晒されていると見なしているような者たちであり、彼らはザリーフ氏の人格を攻撃するためならば、どんな手段にも訴えようとしている。こうした諸氏は毎回、さまざまな口実を使って外務大臣を攻撃している。

こうした諸氏の中には、第9期・第10期政権〔※第一次・第二次アフマディーネジャード政権〕内で高官・実務者を務めた者たちが含まれており、現在、ロウハーニー師ならびにザリーフ氏のすばらしいパフォーマンスによって、産業、経済、および外交政策の各分野で同政権〔=アフマディーネジャード政権〕が犯した過ちがつまびらかになろうとしている。彼らがあらゆる機会をとらえては、ロウハーニー師らに打撃を与えようとしているのも、まさにこのことが理由なのである。


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( 翻訳者:OS )
( 記事ID:38903 )