ザリーフ外相「前もって計画されていたわけではない。まったく偶然の握手」
2015年10月07日付 Jam-e Jam 紙

【ジャーメ・ジャム・オンライン】

 イランのモハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外相は、ニューヨーカー誌とのインタビューの中で、「オバマ大統領があなたと握手をするつもりだったということを、あなたは知っていたのですか?」との質問に対し、次のように述べた。

否、一国の首脳が、わざわざ他国の外務大臣と握手をするために計画をたてるといったようなことは、通常では決してないことだ。もし大統領がこのようなことで計画を立てるようなことがあれば、それは自分自身の名声を損なうものとみなされるだろう。オバマはその2時間前に総会で演説を行っており、総会の行われているホールに彼が再び戻ってくるとは、われわれには思いもしないことだった。私がホールから出ようとしたとき、バラク・オバマは私の知らない何らかの理由で、ホールに入ろうとした。私たちはただ、ばったり出くわしてしまっただけだ。思うに、これは単なる偶然だ。

〔‥‥〕

 ニューヨーカー誌の記者が、「なぜロウハーニー・イラン大統領はアメリカのバラク・オバマ大統領との会談に乗り気ではなかったのでしょうか?ホワイトハウスの責任者たちは、今回ロウハーニーがオバマと会談することに関心があると表明していましたが」と質すと、ザリーフ氏は

現在、われわれが進めようと考えているのは〔核〕合意の履行であり、われわれの第一の優先事項もそれであると、われわれは考えているからだ。状況が複雑化するようなことをすべきではない。われわれにとって重要なのは、中身であって、外面、つまり互いに〔記念〕写真を撮り合うようなことではない。

 と答えた。

〔‥‥〕

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( 翻訳者:OS )
( 記事ID:38904 )