トルコで最大のパブ、アンテプで開店
2015年10月18日付 Radikal紙


豊かな食文化と何百もの料理で最も重要な都市の筆頭に挙げられるアンテプで、トルコ最大のノース・シールド・パブが開かれた…。

朝はベイラン・スープかカイマク(クロテッド・クリーム)とピスタチオ入りのカトメルで一日を始め、昼はケバブを、晩は家庭でつくられる肉と野菜入りの鍋料理を食べて過ごし、夜はレバーと眠気で一日を終える都市、アンテプにいる。
ガーズィアンテプは料理を文化、更には芸術にまで変えた都市である。自分たちを「アンテプの人間は20時間食べて、残りの4時間は明日何を食べるかを考えている」と説明する。トルコの最も重要で、豊かな食卓という称号を持つ都市に、他の名称は似合わない。
土曜の夜にガーズィアンテプは、また新しい一歩を踏み出した。トルコ最大のノース・シールド・パブを、これまた地域最大のショッピングセンターであるプライム・モールに開いた。
名前がどれほど海外チェーンのように聞こえても、ノース・シールド・パブは国内企業である。
25年前に教育を受けるために訪れたイギリスから帰った時に、「親友や友達と集える地域のバーを開いたらどうだろう」と考えたテオマンとラーレ・ヒュナルにより、アタキョイ・マリーナで実現された。短期間で、数多くの都市に広がった。
二つ目以降の支店は、トルコ全土、イスタンブルやイズミト、アンカラ、ヴァン、アダナ、北キプロス、ガーズィアンテプがあり、近日中に開かれるブルサや チョルルとともに、その数は20に達する。これらのうち18は、フランチャイズ店であり、2つがヒュナル家のものである。ヒュナル夫妻の長女であり、 内装デザイナーのセダ・ビルギンは、全てのノース・シールドのデザインを、シェフのエセン・ブラケはメニューを担当している。
テオマン・ヒュナルは、「趣味として始めた場所の支店がトルコのあらゆる地域で、大変優秀な人材により開かれることに、私はとても感動している」と述べた。

■私の生活にも街の生活にも彩りを

ガーズィアンテプのノース・シールドは、街の有名な助産婦の一人であるニダ・ダイのものである。ニダは、仕事が大好きで、辞めることは全く考えていない。私は、彼女のエネルギーと情熱に魅了された。ニダは、以前から飲食業に携わっている。ポレン・タントゥニという名の小さな店がある。
今回も自身の生活とアンテプに彩を加える場所を開きたいと考えたそうだ。それが何故パブになったのかというと、今年の始めにソーシャルメディアで見たノース・シールドの写真に魅了されたからだという。私が開く場所はこうあるべきだと言って、行動に移した。
テオマン・ヒュナルを訪ねた。話し合いをして合意した。6ヶ月のうちに場所を見つけ、チームをつくった。全ての厨房とバーのスタッフがイスタンブルに教育を受けるために送られた。装飾やメニューはといえば、400平方メートルの屋内と375平方メートルのオープンスペースを持つ250人収容可能なトルコ最大で最もお洒落なノース・シールドとなった。
チームは、リーダーのトルガ・バクルやシェフのアリ・クズルダー、4人のコック、6人のバーテン、14人の接客係、ソーシャルメディア担当者、営業顧問、警備シェフのような35人からなる。
エセン・ヒュナルは、少しの間滞在したアンテプ・ノース・シールドのために他の支店と同じメニューを用意した。しかし、アンテプだけのシェフの特別メニューが3-4種類ある。
ニダ・ダイは、医師によって定められた規定や公衆衛生規則や食材の新鮮さと質に特に気を配った。とても大きな冷蔵室がある。食材が新鮮で旬であることに注意を払っている。
シェフのアリ・クズルダーの、ポテトフライやキョフテ、シュニッツェル、フィッシュ&チップスをはじめ、2日間の間に私が試食した料理はどれも美味しかった。フィッシュ&チップスで使う魚は、手間をかけてノルウェーから「Cod/morina」魚卸会社が輸入した。もちろん、アンテプのようなガストロノミに魅力的な都市にそれ以外の方法は似合わない。ニダは、「パブが料理を提供するとしたら、最高の食材を使うことが私たちの役目となる」と述べる。
パブのオープンのお知らせが行われていないにも関わらず、最初の3日間は混雑した。オープン招待に参加した千人以上の客が、ノース・シールドがアンテプの魅力的な場所の一つになるであろうことを示していた。ニダ・ダイとその最大の支援者である夫のエロル・ダイのこの参入は、アナトリアの都市のどこであっても飲酒できる場所が残っていない時代において、自由を支持するという観点から尊敬できる行動である…。

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(翻訳者:白尾みさき)
(記事ID:38938)