11月1日選挙、注目は「AKPが単独過半数を獲得するか?」
2015年10月30日付 Milliyet 紙

11月1日に行われる選挙を直前にひかえ、AKPが単独で過半数をとれるのかが焦点となっている。選挙制度と拮抗する勢力争いゆえに、各党の得票率だけでなく、投票率、国外票、わずかな票差で勝敗の決まった選挙区、無効票、選挙権者の増のような要素も、重要性をました。前回の選挙で、18議席の不足のために単独政権をつくれなかったAKPは、僅差で失った18選挙区で18人当選させる努力をしている。

統計および選挙分析を専門とするフィリズ・アイドゥン・コチ氏は、5つの要素によりAKPが6月7日で得た票を0.5%増やしたとしたら276議席に達するが、その一方、同じ5要素ゆえに、得票をのばしても単独過半数には僅差で達しない可能性もあると述べた。コチ氏は、「世論調査は、各党の得票率が6月7日とそうは変わらないことを示している。しかし、6月7日の結果を詳細にみていくと、非常に僅差で当選した議員らがいることがわかる。得票率が同じだとすると、当落をきめるいくつかの要素が重要性をました。AKPは、わずかでも投票者数がのびれば、当選者を(過半数の)276かそれ以上にする可能性もある』と述べた。コチ氏はその5要素を次のあげる。

1. 僅差でAKP候補が落選した選挙区
2. 国外からの投票
3.無効票
4.投票率の増減
5.投票率の低い選挙区の動向

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( 翻訳者:和泉由美子 )
( 記事ID:39027 )