900万人の有権者投票せず
2015年11月01日付 Radikal 紙


選挙への関心は、6月7日よりも高かった。専門家も世論調査会社の経営者達も11月1日の選挙の投票率は90%を超えるだろうと予測していた。これには達しなかったが、投票への関心は上がった。アナトリア通信が発表したデータによると、投票率は84.5%だった。

■近年の選挙では投票率は常に上昇

高等選挙管理委員会のデータは、過去4回の選挙の投票率が徐々に上昇したのを示している。これによると、2002年11月3日の選挙の投票率は79.14%であった。2007年7月22日の選挙では84%に上昇した。2011年6月12日の選挙はというと、投票率が83.16%であった。

■6月7日の選挙は記録的

先の6月7日の選挙の投票率は、83.92%だった。5,660万8,817人の有権者数のうち4,750万7,467人が前回の選挙では投票し、投票率は83.92%になった。
ただ、6月7日の選挙では、税関と国外でも投票された。国外の投票率は32.5%に留まり、平均投票率を落とした。国外の労働者の票を除くと、国内の投票率は86.43%である。
6月7日には、104万1,000人の国外の労働者が投票した。11月1日はこの数字が127万人を超えた。国外の投票率の増加と同様のことが国内でも起こっている。トルコで今日投票しなかった人の数は約900万人である。

原文図表:トルコにおける年別の投票率
左から、選挙年、有権者数、投票率、有効票数、有効票率(対投票数)、有効票率(対有権者数)

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( 翻訳者:新井慧 )
( 記事ID:39033 )