AKP450万票伸ばす、CHP横ばい、MHP・HDP得票減
2015年11月01日付 Radikal 紙

6月7日に行われた国会議員選挙で1,886万4000票、40.86%を獲得していたAKPは、11月1日の選挙では大いに躍進し、獲得票数は2,320万票を越えた。目標は達成されなかったものの、6月7日に比べ得票を伸ばしたもう1つの政党はCHPとなった。CHPは6月7日に比べ得票を約45万票伸ばした。

11月1日国会議員選挙での最大のサプライズは、AKPからやってきた。6月7日に出された連立の絵図に反して、今回はAKPが楽々と単独政権を樹立する過半数に達した。6月7日と11月1日を比較すると、各党のトルコ全土での得票実績は以下の通り。

■公正発展党(AKP)

あらゆるアンケート会社の意表をつく結果によると、AKPは得票を約8.5%増加させた。AKPは、11月1日に(開票率98%時点で)得票率が49%に達し、4700万の有効票のうち2320万票を獲得した。6月7日の選挙では得票率40.8%であったAKPの得票数は、1886万票であった。この結果、AKPの国会議員数は56人増加し、258人から314人になった。

■共和人民党(CHP)

6月7日の選挙に比べ得票を伸ばしたもう1つの政党はCHPであった。6月7日CHPは1151万8000票、29.94%を獲得し、国会に132人の議員を送り込んでいた。この選挙で30%の得票目標を置いたCHPは、1198万7000人の有権者の票で得票率約25.6%に達した。国会での議席数を2増やしたCHPは、134人の国会議員を出した。

■民族主義者行動党(MHP)

6月7日の選挙に比べ最も多くの有権者を失ったのはMHPであった。6月に750万票を獲得したMHPは、16.2%の票によって80議席を獲得していた。11月1日の選挙では、MHPは約190万票を失い12%に後退した。この喪失によって、国会におけるMHPの議席数も80から41に減少した。

■国民の民主主義党(HDP)

11月1日に目標を達成できなかったもう1つの党が、HDPだ。投票結果によると、しばしば10%の足切り条項の問題が起きたHDPは、500万票、10.6%にとどまった。HDPの国会議員数は61人となった。HDPは、6月7日の選挙では600万人の有権者の票によって国会に80人の議員を送り込んでいた。

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( 翻訳者:永山明子 )
( 記事ID:39034 )