選挙結果に株式市場はお祭り騒ぎ
2015年11月02日付 Hurriyet 紙


11月1日の選挙が明確な形で政治の先行き不透明感を取り除いたことで、6月7日(の選挙)におけるもっとも都合のよいシナリオが実現した市場はバイラムのような雰囲気を醸した。トルコリラが、5%分価値を上昇させる一方、経済政策が明らかになった後に、この議題は国際経済に移るだろう。

AKP(公正発展党)が11月1日の選挙で単独政権を獲得したことはトルコ市場に大きな熱狂をもって迎えられた。トルコリラはドルに対して、ここ7年のうち最も急激な上昇を実現させた。ドルは(1ドル=)2.7582リラまで下落し、ここ3か月のうちで最も低い水準まで後退した。金曜日(10月 30日)の段階では1ドル=2.9152リラの水準であった。イスタンブル証券取引場は5.35%の上昇と共に勢いよく開場し、8万3653ポイントより 1日を始めた。2年建ての債権指標金利は金曜日の時点と比べて約3.54%低下し、9.60%まで下落した。ドルは公開市場において(1ドル=)2.8080リラで閉まる一方、イスタンブル証券取引所は、5.4%の上昇によって8万3693ポイントで1日を終えた。世界の(金融)市場において、アメリカ中央銀行(FED:連邦準備制度)の12月の集会で、利率の上昇の可能性が高まった昨日のトルコの市場は選挙の結果により、(他の市場を)積極的に引き離した。発展途上国の通貨はドルに対し0.24~0.64%の水準で価値を落とした。トルコリラについては、3.65%(の価値上昇)と、ドルに対して世界で最も価値を高めた通貨となることに成功した。

■改革を追跡してゆく予定

政治政治の先行き不透明感を脱した市場は現在、まず初めに新しい政府に注目している。その次には、アメリカ中央銀行(に注目する)プロセスが来るだろ う。メクサ投資信託副社長補佐のフィゲン・オズサヴジュ氏は、単独与党政権は、6月7日の選挙の最も好ましいシナリオであると述べつつ、次のように話した。
「11月1日の選挙において、アンケートでは全て連立が予測されていた。(選挙結果は)市場にとっては驚くべきものとなり、(トルコリラの)価値の高まり以外の結末も実現しました。(トルコリラの)価値が非常に大きく上昇する反応を見せた市場は、いずれにせよ、どんな結果が出たとしても、ネガティブな影響は出なかったのですが、非常に大きな盛り上がりを見せました。政治が我々の間でこれまでほど取り沙汰されることはなくなるでしょうが、その代わりに誰が刑事材を担当するのかという疑問が現れるでしょう。構造的な改革の日程が決定し、(それを)実行する過程が明確になった後、トルコの経済データセットは海外に送られるでしょう。上昇は正常化するでしょう。そして最後に、我々の結果をFEDが明らかにしてくれるでしょう。昨日、海外でドルが強 まる一方、トルコではドルの価値が下がり、(他の市場を)積極的に引き離した。2.73~2.86リラの間でドルの動きがあります。2.86リラより高くならない限り、より低い方向に向けての動きがあるでしょう。」2年建ての債権指標金利は9.60%に下がり、7月から現在までで最も低い水準に達しました。金曜日には10.18%と2桁台だった。10年建ての再建指標金利は9.24%へと下降し、2015年4月から現在までで最も低い水準を出している。トルコの5年建てのクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)*は金曜日に比べ大きく下降し、235bp(ベーシス・ポイント**)となり、8月の 初めから現在までで、最も低い水準となった。信用(の度合い)を格付けする機関であるMoody’sは、総選挙の結果が短期的に政治的不透明感を減少させたが、信用度の点数に対する基本的な影響は新政権の経済政策が明らかにするであろうと述べた。

■金の価値、大下降

ドルにおける(価値の)大きな低下により、金1グラムの価格も101.30と、ここ2か月半の中で最も低い水準となった。金の1オンス当たりの価格は横ばいであり、1.142ドルより始まった。経済学者たちは、1グラム当たりの金の価格においては102.3の水準が重要なポイントとなり、この水準を下回り、100リラの(金価格)水準にもなりうるであろうと述べている。
*クレジット・デフォルト・スワップ:信用リスクの移転を目的とする金融派生商品(クレジット・デリバティブ)の一種。一定の信用事由(例えば破産や債務 不履行、債務の条件変更等)があった時に生じる損失額の補填を受けられるような仕組みになっている。銀行の自己資本比率を高める対策としても用いられてい る。
**ベーシス・ポイント:0.01%のこと。金融分野において債券の利回りや金利の変動に用いられる単位。

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( 翻訳者:成田健司 )
( 記事ID:39079 )