イスタンブル・ユルドゥズ宮、エルドアン大統領のオフィスへ
2015年11月09日付 Hurriyet 紙


タイイプ・エルドアン大統領は、イスタンブルのユルドゥズ宮を、首相在任中に数々の会談を実現させたドルマバフチェオフィスと同じようなかたちで使用する準備を進めている。

ユルドゥズ宮が大統領官邸に充てられるのに続き、全体的な修復が行われることがわかった。エルドアン大統領がは来年以降ユルドゥズ宮を内務・外務の会談のために公的に用いると話した。エルドアン大統領は、イスタンブルでの公式の迎賓のためにユルドゥズ宮のマベイン・キョシュクとタラブヤのフバル・キョシュクを用いている。エルドアン大統領は、使用された椅子に関して物議を醸したドイツのアンゲラ・メルケル首相との会談をユルドゥズ宮で行った。

ユルドゥズ宮は、スルタン・セリム3世の母ミフリシャ・スルタンのために建てられた。この宮は、アブデュルハミド2世の時代にオスマン帝国の主宮殿として 使われた。この宮は、スルタン・アブデュルハミド2世が1909年の3月31日事件の後、スルタンの地位から降ろされたのち、暴徒による略奪行為に遭った。ユルドゥズ宮の複合施設の中には、アブデュルハミド2世の在位中に建てられたユルドゥズ・モスクも含まれている。

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( 翻訳者:鈴木歩実 )
( 記事ID:39128 )