EU、難民問題協力でトルコへ30億ユーロ提案?
2015年11月13日付 Radikal紙

EUとアフリカ諸国がマルタで集い開催した難民サミットが昨日終了した。サミットでのトルコに関する詳細が徐々に明らかになってきている。ブリュッセルで10月初めに行われたサミットでは、EU諸国の中からまずイギリスが、難民の流れを止める見返りにトルコに30億ユーロの資金援助に関する提案を行っていた。

EUとアフリカ諸国がマルタで開催し、昨日終了した難民サミットでのトルコに関する詳細が、続々と届いている。ブリュッセルで10月初めに行われたサミットでは、難民の流れを止める見返りに、EU諸国の中からまずイギリスが、トルコに30億ユーロの資金援助を行う提案をしていた。ドイツが実施予定の資金援助に関しても明らかになった。

マルタで開催されたEU-アフリカサミットでは、ドイツがトルコに対し、難民支援目的で実施を計画している資金援助の詳細が明らかになった。これによると、ドイツはトルコに対し5億3400万ユーロを提供する。ただしEUが計画している支援額の合計はもっと多い。

EU各国のトップや大臣らはトルコに関し、11月末または12月頭に難民危機を議題とした特別サミットの実施を目指している。サミットでは、2016-2017年の間にトルコに対して30億ユーロを提供することについて決定の有無が議題となる。

■エルドアンにサミットへの招待状

EUが今月中にレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領にサミットへの招待状を送る予定であると明らかになった。欧州議会議長のドナルド・タスク氏は、「今回のサミットが11月末に実施されるのは、99%間違いない」と述べた。ドイツのメルケル首相もまた、サミットの日時を決定するためトルコ側と折衝する必要があると述べた。

トルコに対するEUの支援の見返りとして、トルコが難民のヨーロッパへの流入を防ぎ、またこのために新しい予防策をとることが期待されている。トルコ政府がこの計画を承認することになれば、トルコ側にEU諸国へのビザ取得要件を容易にし、停滞しているEU加盟交渉を再開することが約束されている。

■「直接お金を渡そう」

ドイツのジグマール・ガブリエル副首相兼経済大臣もまた、難民の流れを食い止めるためには、ドイツがトルコに対し直接資金援助を行う必要があると述べた。

ガブリエル副首相(社会民主党党首)は「もしヨーロッパの人々がこのこと(難民支援)を部分的な形で行うのであれば、必要ならまずドイツが最初の一歩を踏み出し、自ら資金援助を行うことは理に適っていると思う」と話した。

トルコが資金援助を得ずにトルコ国内の難民たちの生活条件を改善することはできないと述べたガブリエル副首相は、ドイツへ向かう難民の流れの勢いを減少させなくてはいけないとした。

■サミットの日付が具体的に

一方、トルコが要求した30億ユーロをどこが工面するのかという問題は議論されるべきことである。EU委員会は、5億ユーロがEUの予算から算出され、そして残りはEU加盟国によって支払われるよう望んでいた。しかしこの計画については、まだ確実ではないことが分かっている。

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(翻訳者:木全朋恵)
(記事ID:39158)