アンタリヤG20サミット開催、注目は経済よりテロ
2015年11月15日付 Hurriyet紙


パリでのテロの影響は、G20サミットが開催されるアンタルヤでも感じられている。昨日(14日)行われたB20、L20、T20などの活動でも、すべての参加者がパリのために祈った一方、ジェヴデト・ユルマズ副首相の、テロに対しすべての国が一斉に抵抗することが必要であるという言葉が大きな喝采を受けた。ビジネス界も反発を示した。

今日(15日)アンタルヤで始まるG20サミットに、一昨日の13日夜パリで起こったテロ攻撃が跡を残す。昨日行われたビジネス20(B20)サミットでも、パリでのテロが議題に上った。全ての会議がパリでのテロのための見舞いの祈りとテロへの激しい批難のメッセージで始まった。トルコ商工会議所連合(TOBB)のルファト・ヒサルジュクオール会長は、B20の開会スピーチを、パリでのテロによって感じた深い悲しみを述べて始めた一方、ジェヴデト・ユルマズ副首相も「何者が誰に対し、どこで行おうが、どのような理由であろうが、我々はテロを厳しく批難する」と述べた。コカ・コーラ社のムフタル・ケント会長は、「完全に西洋世界と自由と民主主義に対する戦争だ」と述べた。

■犠牲者に黙祷

G20のリーダーらは、この時点まで解決について合意に至れていないシリアでの内戦や「テロ組織」、難民の問題を、今このテロが作り出した空気の中で着手することになる。世界的な労働者を代表するL20によって行われた会議の前に、参加者らはパリでのテロ攻撃で命を奪われた人々のために黙祷を捧げたユルマズ副首相は、ここで行ったスピーチで、「何者が誰に対し、どこで行おうが、どのような理由であろうが、我々はテロを厳しく批難する。テロを多く被った国として、テロに対する国際的な協力の重要性を指摘したい。これらの行動を行う者達に対し力を合わせて戦わなければならない。行われた行動が、異なる文化や信仰を互いに遠ざけさせないどころか、さらに近づけさせることが必要だ」と述べた。

■ビジネス界から唯一の声

B20サミットに参加したビジネス界の代表者らは、この件に関してヒュッリイェト紙に次のように説明した。

サバンジュ・ホールディングス、ギュレル・サバンジュ会長:すべての人々が再びテロの情報によって大きな悲しみを受けている。皆ショックを受けた。どこで、いつ、誰が、誰に対し行おうとも、テロはすべての人間に対して行われる罪である。共同で戦わねばならない。

トルコ実業家協会(TÜSİAD)ジャンセン・バシャラン・シメス会長:人間性の観点から認められ得ない事件だ。非常に遺憾な攻撃だ。再び戻って歩きまわり、民主主義と人道の共通の価値に我々は至っている。人道の価値を守り、テロに対する共通の戦いの必要性を再び見せつける事件だ。

TÜSİAD高等諮問委員会トゥンジャイ・オズィルハン委員長:言葉は尽きた。直近の攻撃で命を失った人々と以前のテロの犠牲者たちが、テロが人道に対する罪であると認識される一助となり、その結果ともに戦うことが成功できるよう、願っている。

コカ・コーラ社ムフタル・ケント会長:完全に西洋世界と自由と民主主義に対する戦争であると私は認識している。非常に深刻に対処するべきである。に人々の精神的健康と肉体的に強くあるために真剣に取り組むべきである。

イスタンブル産業機構(İSO)エルダル・バフチュヴァン会長:どうか人道がこの度の攻撃の後、知性と理性によってテロを再び取り上げますよう。今後このような大きな痛みが怒らないためには、知性と理性が条件だ。

トルコ企業ビジネス界連盟(TÜRKONFED)タルカン・カドオール会長:テロは世界のどこで起こっても、すべての人間に対するものである。テロに対し皆が協力して、手を取り合って、一斉に行動するべきだ。

■エルドアン大統領はレセプションに不参加

B20のレセプションへの参加が待たれていたエルドアン大統領は、直前の決定で、プログラムへの参加を取りやめた。大統領府筋は、エルドアン大統領がホテルで休憩して過ごしているとの情報を伝えた。一方で、トルコが今期G20の議長国を担うことに大いに尽力したアリ・ババジャン氏がアンタルヤにいないことも、話された話題の1つだった。前内閣の重要人物の1人であったババジャン氏は、プログラムの中で昨日までG20に現れなかった。ジェヴデト・ユルマズ副首相はというと忙しく参加した。

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(翻訳者:永山明子)
(記事ID:39165)