NATO臨時理事会、「緊張を鎮める必要がある」
2015年11月24日付 Milliyet 紙

NATOのストルテンベルグ事務総長は、ロシア戦闘機の撃墜に関し「トルコの発表は、我々が持っている情報に合致している。緊張を鎮める必要がある。深刻な事態だ。緊張を鎮めることに努めなくてはならない。」

トルコの要請をうけ実施されたNATO理事会の臨時会議は1時間続いた。この会議で、トルコは銭湯機撃墜について説明を行った。NATOのストルテンベルグ事務総長と加盟国の大使らの参加した会議ののち、ストルテンベルグ事務総長は、記者会見を開いた。
ストルテンベルグ事務総長は、「ロシアの目的はISでなくてはならない。我々のみるところ、ロシアの攻撃の大半はISのいない地点に向けられている。ISの支配域を対象としなくてはならない。ISは、我々共通の敵だ」と述べた。

ストルテンベルグ事務総長は、「すでに何度も、我々がトルコと協調関係にあり、NATO加盟国であるトルコの国土の一体性の維持を支持すると述べてきた。NATOの南東部境域における展開を注視している」と述べた。

ロシア政府とトルコ政府がより緊密に連絡を取るように求めたストルテンベルグ事務総長は、「これは深刻な事態だ。我々すべてが、緊張緩和につとめなくてはならない。ロシア政府とトルコ政府が連絡をとっていることを喜ばしく思っている」と語った。

ストルテンベルグ事務総長は、NATOとロシアの間では直接の接触はお粉われていないが、トルコ政府を通じて間接的に接触していると述べた。

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( 翻訳者:和泉由美子 )
( 記事ID:39227 )