ハーメネイー最高指導者「サウジアラビアの為政者たちは責任転嫁ではなく、イスラーム共同体に謝罪すべき」
2015年09月27日付 Jam-e Jam 紙

【ジャーメ・ジャム・オンライン】イスラーム革命最高指導者のアーヤトッラー・ハーメネイー閣下は、本日(日曜日)の朝、イスラーム法学の上級コースの授業の冒頭で、ミナーでの大惨事に言及し、「イスラーム世界はこの件について多くの疑問を抱いている。サウジアラビアの為政者たちは責任転嫁するのではなく、イスラーム共同体ならびに悲しみに打ちひしがれる遺族に対し謝罪し、この惨劇における自らの責任を認め、必要な措置をとるべきだ」と強調した。
 ジャーメ・ジャム・オンラインが最高指導者事務局の広報サイトから引用して報道したところよると、アーヤトッラー・ハーメネイー閣下はミナーでの辛い事故によって犠牲祭がイスラーム共同体にとって喪に服すべき日になってしまったと指摘した。〔‥‥〕

 革命最高指導者は、サウジアラビアの為政者たちが責任を転嫁し、この惨劇の責任を受け入れることに抵抗し続けていることは、誤った行為であり、不毛かつ無駄であるとし、「イスラーム世界は多くの疑問を抱いており、この事故で千人以上もの人の命が失われたことは、決して小さな問題ではない。故に、この問題に対して一考することがイスラーム世界には必要だ」と述べた。

 同師はまた、「この出来事が忘れられることはないだろうし、〔イスラーム世界を構成する〕各国民もこの件を真剣に追及するだろう。サウード家も責任転嫁をしたり、あれやこれやを非難したりするのではなく、自身の責任を認め、イスラーム共同体ならびに悲しみに打ちひしがれる遺族に対して謝罪をすべきである」と強調した。

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( 翻訳者:KH )
( 記事ID:39314 )