サウジアラビア、ついにイランに哀悼の意を表す—ミナーでの惨劇から2週間
2015年10月08日付 Jam-e Jam 紙

【ジャーメ・ジャム・オンライン】「ジャムラの投石」で巡礼者らが死亡した悲惨な事故発生から2週間が経ち、サウジアラビア巡礼相はついに声明を発表して、この事故発生に関してイランに哀悼の意を表した。

 イラン学生通信(ISNA)によると、465人のイラン人巡礼者の命を奪ったミナーでの事故発生から14日が経過し、事故発生に関して謝罪するようサウジアラビア政府に求めるイラン・イスラーム共和国の一般国民ならびに責任者たちの広範囲からの抗議の声をうけて、サウジアラビア巡礼相はついに声明を出し、共感と哀悼の意のみを表明したが、それ以上の発言はなかった。

 サウジアラビア巡礼相のバンダル・ブン・ムハンマド・ハッジャール氏はイラン巡礼参詣庁長官のサイード・オウハディー氏に宛てた書簡の中で、

ミナーの惨劇について、あなた方や我々自身、そしてイスラーム世界にお悔み申し上げると共に、慈悲深き神に対し命を落とした人々への〔最後の審判の際の〕赦しを乞う。そして、遺族の方々に忍耐と安らぎを与え、この痛ましき事故で病や傷を得た人々を治癒してくれるよう、神に求める〔‥‥〕。

 と述べている。

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( 翻訳者:KH )
( 記事ID:39316 )