サンジャル教授、ノーベル賞受賞―マルディンからストックホルムへ
2015年12月10日付 Radikal紙


DNA修復の研究の功績によりノーベル化学賞を受賞したアズィズ・サンジャル教授は、本日ストックホルムで開催された授賞式で、スウェーデンのカール16世グスタフ国王からメダルと証書を授与された。

トルコの科学者アズィズ・サンジャル教授は、スウェーデンの首都ストックホルムで開催された授賞式でノーベル化学賞を受賞した。カール16世グスタフ国王がサンジャル教授に賞を授与した。

以下は、ヒュッリイェト紙のエルトゥールル・オズキョク記者が現地取材した歴史的イベントのメモ(時系列)である。
17:32王族がストックホルムコンサート会場に入場
17:36 アズィズ・サンジャル教授、他の科学者らと共に入場
17:39 受賞スピーチでサンジャル教授のDNA修復に関する発見の功績が、他の発見より前に紹介され賞賛される。今年度のノーベル物理学賞を受賞した梶田隆章教授、アーサー・B・マクドナルド教授の研究について述べられた。
17:49 クラシック音楽の演奏
17:54 ストックホルムコンサート会場での式典で、ノーベル文学賞、経済学、物理学、医学賞の授与が始まる。
17:57 受賞スピーチでは、DNAの歴史が語られ、サンジャル教授のDNAに関するまったく新しい研究はノーベル賞に値するとされた。

昨日12月9日、在ストックホルムトルコ大使館のカヤ・トゥルクメン大使主催の晩餐会で、サンジャル教授は、「女子の教育を大事にしてください。これこそが、現代化の最も重要な尺度です」と語った。

17:58 DNAの歴史に続いて、サンジャル教授の専門であるモレキュール修復の仕組みについて説明がなされ、サンジャル教授を含む3人の科学者が本研究により受賞となったことが紹介された。
18:02 待ちわびた瞬間…ノーベル化学賞を共同で受賞した同僚に続き、アズィズ・サンジャルがステージで、拍手喝采で受賞した。賞はカール16世グスタフ国王が授与した。
18:03 アリアによる小休止が入る。マルディン県サブル郡にいるアズィズ・サンジャル教授の家族はこの壮大な場面をテレビで観賞しており、冷静に受け止めた。また、サンジャル教授が自分に拍手を送る観客に応える中、家族がテレビに向かって手を振る様子がCNNトゥルクの画面に映った。
18:15 ベラルーシの作家スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ氏にノーベル文学賞が授与された。
18:28 オーストリアの作曲家、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトのトルコ行進曲として知られる作品、「ロンド・アラ・トゥルカ」が歌唱された。
18:37 ノーベル経済学賞は、イギリス系米国人の学者、アンガス・ディートン氏が受賞…

ノーベル平和賞は、トルコ時間14時30分、ノルウェーの首都オスロで行われた授賞式でチュニジアの国民対話カルテットが受賞した。

■マルディン県の読書き出来ない家庭の出身

アズィズ・サンジャル氏は8人兄弟で、マルディン県のサブル郡で、読書きは出来ないが、教育を重視した両親のもとに生まれた。イスタンブル大学医学部を卒業後、国外での研究で米国国立科学アカデミーに招聘されたトルコ人3名の中に数えられる。

■オズキョク記者、生放送で現地の様子をレポート

ヒュッリイェト紙のエルトゥールル・オズキョク記者は、アズィズ・サンジャル教授の授賞式をCNNトゥルクでライブレポートした。
オズキョク記者は、「私の人生で最も感動的な式典です、とても涙をこらえることが出来ませんでした」と話し、さらに次のように続けた。

「大変興奮しました。アメリカ人も我々も、サンジャル教授の成功を祝いましょう。トルコが、彼を1人の子供として育て、アナトリアで生まれた子を平等に育て、その後、国外に送り出しました… 我々皆にとって誇らしい成功です。本当に凄い、本当に感動的です。」

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(翻訳者:山根卓郎)
(記事ID:39359)