米、トルコはイラク・バシカからの撤兵を求める
2015年12月17日付 Hurriyet紙

アメリカ政府は、トルコ軍が進駐しているバシカ・キャンプがIS(イスラム国)によって攻撃されたという報道を受け、書面による発表で攻撃を非難した。一方で、トルコに対してもイラク政府が許可しないイラク進駐中の全兵力を撤退させるよう呼びかけを行った。

■最初のコメントは攻撃の報告へ

立て続けに行われた書面発表のうち最初のものは、バイデンアメリカ副大統領の安全保障顧問、コリン・カールの名で、バシカへの攻撃が行われたというニュースに関係するものとして出された。発表では、当該の攻撃が現在証明されていないこと、事件の詳細が調査されていることが強調され、以下のように述べられた。
「トルコ人やイラク人の兵士のいるイラク北部の基地への攻撃があったという第一報を知った。情報の確認を行うとともに、この種類のあらゆる攻撃を非難する。同時に我々は攻撃によって負傷した人々、或いは命を落とした人々のことを思い、悲しみに包まれている。いまやイラクやトルコの間の緊張緩和について努力を急ぐこと、対話の建設的な継続を実現させること、イラクの安全保障と主権が支持されることを保証すること、トルコとイラクのIS に対する協力を強化することは、かつてないほど重要になるだろう。」

■バイデンがアバディと会談

カール氏が行った発表の後、トルコが先週の始めにバシカ・キャンプに配置した兵士の一部を、イラク政府の反対を受けて北部へ引き上げたことにホワイトハウスが満足したことを伝えるために、バイデン氏は月曜日にアフメト・ダヴトオール首相と電話会談をした。バイデン氏は火曜日にもハイダル・エル・アバディイラク首相と会談したことが明らかにされた。さらに、バシカ攻撃のニュースの前に行われた電話会見に関連した発表で、イラク政府が容認していない兵力をイラクから引き揚げるようトルコに呼びかけ、以下のように述べられた。

■撤退を続けるべきだ

「バイデン副大統領は12月14日にアフメト・ダヴトオールトルコ首相と話した後、12月15日(火曜日)ハイダル・エル・アバディイラク首相と話した。トルコ軍が北イラクにおける最近の展開は、イラク政府の許可なく行われたと副大統領は指摘した。二人の指導者はどちらとも、トルコ軍の一部が 撤退するような兆候を好意的に受け止めた。そして現在のすべての外国軍が、単にイラクにいるのではなく、イラク政府の協調と許可によってそこにいることができるということを強調し、この撤退を続ける必要があるという点で合意した。副大統領はアメリカがイラクの主権と国土の一体性を約束することを強調した。トルコにも、イラク政府による許可がされていないあらゆる兵力をイラクから撤退させ、同様にすることを呼びかけた。副大統領は、互いの協力を保障するために解決されていない問題に取り組むうえで、トルコとイラクの間の対話を奨励した。双方の指導者が、イラクのIS に対する戦いを続けることに同意していることを再確認した。」

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(翻訳者:橋本直樹)
(記事ID:39419)