イエメン軍報道官「サウジ連合軍190人以上が死亡」
2015年12月14日付 Jam-e Jam 紙


 イエメン軍報道官のシャルフ・ログマーン准将は、次のように発表した。「侵略軍とその傭兵の増員に関してバブ・エルマンデブ海峡近くで入手した情報に基づき、わが軍はやむなくこの武装勢力をトシュカ型ミサイル[ロシア製戦術弾道ミサイルOTR-21 Tochka]で攻撃した。」

 ログマーン報道官は、レバノンのニュースサイト・アルアヘドとの会見で以下のように説明した。「トシュカ型ミサイルは、侵略軍とその傭兵に関する情報を得た後、バブ・エルマンデブ近くで同軍が集結している地点に向けて発射された。彼らは、ジュネーヴで協議と合意に関して話し合われた内容にも拘わらず、この軍事行動を実行している。トシュカ型ミサイルによる攻撃で、サウジ軍にも打撃を与えた。」

 このイエメン軍当局者は、次のように説明した。「この攻撃は、正確な情報に基づき実行された。我々を侵略しようとするものは誰であろうと、すべて焼き払う。今回の攻撃によって、サウジ連合軍の190以上の遺体が攻撃地点から出てきたと報告されている。」

 彼はまた、「我々は、我々の土地を力で浄化する。どんな相手であろうと容赦はしない。」と述べた。

 ログマーン准将は、次のように語った。「侵略軍は、テロリズムとの戦闘条項をジュネーヴで議題に上げる問題に反対した。その理由は、テロ行為が彼らの仕業だからだ。」

 同報道官は侵略軍を威嚇して、次のように述べた。「我が軍は、[敵軍の]近くにいる。侵略の継続に対しては、新たな奇襲作戦を採ることが可能だ。」

 彼はまた、「我々は、協定と停戦を遵守(じゅんしゅ)する。もし侵略してきた連合軍が撤退するのなら、我々も手を引く。」と強調した。

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( 翻訳者:YK )
( 記事ID:39467 )