アール県知事「PKKはクルド人を不信仰者にしようとしている」
2016年01月02日付 Radikal 紙


ウシュン知事は、「クルド人には素晴らしい美徳がある。しかし、世界やトルコ国内でクルドは残忍だというイメージを形成している者がいる。彼らはクルド人にあだなす以外の何もなし得ていない。PKKの計画はクルド人を不信仰者にしようとしている」と述べた。

アール県ムーサ・ウシュン知事は、毎週末、各地区で市民と一堂に会し、様々な問題に耳を傾けている。今週末、ウシュン知事はトゥバ夫人とともにジュムフリイェト地区で市民と朝食をともにした。同知事は朝食の席でのスピーチで、PKKはクルド人を不信仰者にしようとしていると述べ、次のように話した。「クルドの市民はムスリムとして信仰が篤く、敬意に満ち実直だ。クルド人には素晴らしい美徳がある。しかし世界やトルコでクルド人は残忍だというイメージを形成している者がいる。彼らはクルド人にあだなす以外の何もなし得ていない。PKKの計画はクルド人を不信仰者にしようとしている。我々は国家として国民の福祉と豊かな生活を維持するため尽力している。皆さんが幸福であれば我々も幸福だ。アッラーは殺人や殺戮、他人の尊厳を脅かすこと、他人から貢納を取り立てること、人の財産や土地に手を出すことをお禁じになられた。しかしPKKは殺戮し、誰彼構わず財産や土地を踏みにじる。娘や男児を見境なく山へ連れていく。そして商店主から貢納を取り立て、社会を不安に陥れた。この地区からも女児2名が山へ誘拐された。高校で学んでいた子ども達をも山へ連れて行く。これまで2名がやってきて降伏したが、山岳部では背丈よりも大きな武器を子どもたちに持たせている。なんと哀れな罪だろうか。皆さんはお子さんに勉強させるため様々に手を尽くしてお育てになった。にも関わらず人でなしの野獣のようなアナーキストがやってきて子ども達を皆さんの手から引き離していくのだ。」

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( 翻訳者:原田星来 )
( 記事ID:39541 )