HDP、「デミルタシュがロシアにミサイル提供要請」報道に抗議
2016年01月03日付 Radikal 紙


 今日、ある新聞に掲載されたセラハッティン・デミルタシュ氏がモスクワ訪問の際にロシアにPKKのためのミサイルの提供を要請した、という記事にHDP(国民の民主主義党)から厳しい抗議がなされた。「この報道に関する長い抗議文を書くこと、報道のモラルに言及することすら、私たちの報道の歴史において悲しいことである・・」 

国民の民主主義党(HDP)報道部門は、今日ある新聞に掲載されたHDP共同党首セラハッティン・デミルタシュ氏がロシア訪問時に「PKKのためにロシアにミサイルを要求した」という方向での噂を記事にした報道ニュースが「まったくのばかげた話で、仮想のものであり、嘘である」と述べた。

イペッキ・コザホールディングス傘下にあり、11月1日の選挙の少し前に財産管理人の任命という方法で差し押さえられたブギュン紙が、今日の紙面で、ある記者の署名入りの記事に、「特報」という見出しをつけ、HDPリーダーのデミルタシュ氏がモスクワ訪問の際にロシア外相セルゲイ・ラブロフ氏に「PKKのために対戦車用のミサイルの提供を要求した」という話を記事にした。この記事は新聞の一面でも大見出しで掲載されていた。

HDP報道部門が行った文書による説明には以下のような表現があった。

「AKP寄りの下劣なメディアの新しい要素のひとつ、ブギュンという名の新聞は、1月3日に掲載された記事において、AKPの歓心を買うために、思いもよらないようなニュースを作りだした。この記事において、わたしたちHDPの共同党首であるセラハッティン・デミルタシュ氏がロシア訪問の際にロシアからミサイルの提供を要請したと報道されていた。当の記事はまったくのばかげた話で、仮想のものであり、嘘である。この報道に関する長い抗議文を書くこと、報道のモラルに言及することすら、私たちの報道の歴史において悲しいことである。嘘と恥知らずな行為においてきりのないAKP寄りの下劣なメディアの新しい一部であるブギュンという名の新聞を激しく非難し、彼らを、その嘘を、徹底的に無視することにする。」

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( 翻訳者:大畠梨紗子 )
( 記事ID:39552 )