ボスフォラス第三橋、今夏には開通
2016年01月08日付 Radikal 紙


アフメト・ダヴトオール首相は、ボスフォラス第3橋の視察後に記者団のカメラ前を通過し、報道陣に向けて会見を行った。

アフメト・ダヴトオール首相は第3橋での視察後に行った会見で、以下のように発言した。「橋に接続する道路とともにこの第3橋が今夏には開通することを、例外的な問題が起きないことを願いますが、約束しました。この第3橋と接続する道路は、ともに願わくば今夏中に、可能な限りの最短期間でイスタンブルに、そして我が国にもたらされることとなるでしょう。」

アフメト・ダヴトオール首相は第3橋における視察後に報道陣のカメラ前を通過し、記者団に会見を行った。ダヴトオール首相は、以下のように話した。「今日ここで我が国にとって、そしてイスタンブルにとって誇り高き記念碑である建造物の今後の過程に関して、総合的な情報を得ました。ヤヴズ・スルタン・セリム橋とこの橋に接続するオダイェリ・パシャキョイ間の自動車道建設に関し、交通海事通信省関係者らと請負企業の双方から総合的な情報を得ました。そもそもこうした意味ではこれらの開発にあたり、われわれは常に近くから追い続けてきました。先程、私は誇り高き記念碑と発言しました。事実、今われわれの前にあるこの橋は、橋梁建築という観点からおそらく世界でも類を見ない特徴を備えています。そしてこうした意味からも、単にトルコやイスタンブルに対してだけでなく、世界の橋梁開発に関する取り組みに対しても貢献度の高い品質を備えているといえます。なぜなら、この第3橋はその幅だけでも世界最大の橋となります。幅59メートル、高さ322メートルという大きさは、(現時点で)世界最大級の橋ということになります。」

■「現在までにプロジェクトの88%が完了している」

ダヴトオール首相は、その後以下のように言葉を続けた。「私は以下のことも皆さんに伝えたいと思います。このプロジェクトは2種類の異なる開通を計画したものでした。しかし、今現在得られている情報によりわれわれは企業関係者らとこの点で合意しました。タイムラグは解消されつつあります。つまり、橋の導入とそれに接続する道路の導入間にある時間差は、接続道路の急ピッチな建設作業により解消されつつあるのです。この件に関し、私は関係者らに称賛の声を送ります。このため、タイムラグは数ヶ月程度のものとなりました。現在までにプロジェクトの88%が完了しています。また、接続道路とこの第3橋が今夏中には開通することを、例外的な問題が起きなければではありますが、決定しました。第3橋と接続道路がともに今夏中、可能な限りの最短期間でイスタンブルに、そして我が国にもたらされることとなるでしょう。」

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:指宿美穂 )
( 記事ID:39602 )