ノウルーズ期の航空券、航空会社との合意価格で販売予定
2015年12月28日付 Jam-e Jam 紙


 イラン民間航空機関(Civil Aviation Organization)のモハンマド・ホダーキャラミー航空長官は、「アルバイーン[訳注:シーア派第3代イマーム・ホセインの殉教40日目(イスラム暦サファル月20日)に行われる儀式(法要)]の旅行期に行われた計画同様に、ノウルーズ期[イランの新年にあたる西暦3月20日前後の年末年始の休暇期間]の航空券は、国内線各社と合意を得ることができた」と述べた。

 本紙の取材によると、ホダーキャラミー氏は、イランの航空会社の業績発表式典の合間に以下のように述べた。「航空券販売市場における秩序維持の重要性を鑑み、我々は明確にピーク時期のための必要な計画を立て、高値販売が起きないようにしている。」

 同氏はさらに「このように、今年のアルバイーン期において本機構と航空会社との間で達した合意と同様に、ノウルーズ休暇期においても同様の形で価格調整されることになった」と続けた。

 ホダーキャラミー航空長官は、高値の価格と一致した場合にのみ臨時便の許可が出ると航空会社には伝えてあると述べ、「休暇期間が終わるまで国内線の各航空会社との話し合いを続け、望ましい成果を出すことを願っている」と強調した。

 ホダーキャラミー氏は、エスファンド月24日[西暦3月14日]からのノウルーズ旅行シーズン対応のスタートについて「ノウルーズ休暇旅行における帰省の時期は様々であり、日程も様々となっていることを考慮して、我々はフライト管理のピーク期を帰省ラッシュに設定しなければならない。国内航空会社と行った交渉も考慮しながら、この事案を最良の形で実行できるようにしたい。」と述べた。

 同氏は、さらに「航空会社とは、旅行代理店と契約を結ぶ時期において、代理店での違法な販売が起こらないよう必要な措置を講ずるべきという点についても意見を共有している」と続けた。

 ホダーキャラミー氏は「我が国の全保有機体の状況を考慮すると、ピーク時期以外にはそれほど問題はないが、休暇期間中や旅行シーズンのピーク時期では、全保有機数の20倍の規模にさえなる場合があり、混み行ったスケジュール管理が必要になる。それゆえ本機関は、必要な追跡調査とピーク期の航空券価格を調整し、この時期の問題を管理していく所存である。」と述べた。

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( 翻訳者:8411011 )
( 記事ID:39604 )