仮想空間の渦に巻き込まれる青少年たち(4)
2015年12月17日付 Jam-e Jam紙
ハズアリー氏
ハズアリー氏

 国会社会委員会の委員を務める同氏は、このこととの関連で、次のように続ける。

仮想空間がもたらす病理や脅威は、今日の社会にとって明々白々である。こうした空間を設計している者たちや、それを最初期から利用している人たちですら、特に年少の者たちに対しては制限を設けるべきだとの結論に、今や達しているほどなのだ。

仮想空間:それは文化的影響力を及ぼすための道具

 これまでなら文化的侵略の道具と言えば、衛星放送やそこから流れてくる特殊な番組が主だったが、今やそれが各家庭の塀を容易に跳び越えて、スマートフォンやタブレットの中、多くの人たちのポケットやカバンへと進出するようになって、すでに久しい。スマートフォンは片時も、自らの「リスナー」を一人にはさせない。文化革命最高評議会の「女性と家族の文化・社会評議会」の議長にとって、この事実は仮想空間を西洋による文化的侵略の最大の道具にしている。

 コブラー・ハズアリー氏はまさにこの問題に言及した上で、本紙に次のように述べている。

文化の領域で生じている様々な問題は、我々にとって最大の問題であり、文化的影響力の浸透は、最高指導者のお言葉によれば、経済的影響力の浸透や政治的影響力、さらには安全保障上の影響力の浸透よりも、重大なことである。こうした問題の影響が現在、我々の社会の中に見受けられるのであり、残念ながらそれは社会の健康に害を加えているところである。

他方、こうした病理や病気の浸透を防ぐことは、体制の義務の一つである。こうした中、もしこの問題に対して対策が講じられなかったり、〔対策が〕功を奏しないようなことがあれば、近い将来、それは大いなる渦となって、ティーンエイジャーだけでなく、その他の年齢層をも飲み込んでいくだろう。


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(翻訳者:KM)
(記事ID:39639)