CHP党首にクルチダルオール氏、再選―第35回党会議
2016年01月16日付 Radikal 紙


アンカラ・スポーツ競技場で行われたCHP(共和人民党)の第35回党会議で、ケマル・クルチダルオール氏が、990の有効票全てを得て、CHP党首に再選された。

24の投票箱の開票作業が、22時30分に終了した。アンカラ・スポーツ競技場で行われた共和人民党の第35回党会議で、ケマル・クルチダルオール氏が共和人民党の党首に再任した。1238人の代表が投票した党会議において、990の有効票全てを得て、任期2年の党首に再選された。248の無効票の大部分には、投票用紙にケマル・アタテュルク(初代大統領)の名が記されていたという。共和人民党の舞台裏で、これはケマル・クルチダルオール氏への反発として受け止められた。

クルチダルオール氏が昨夜(1月15日)、ヤロヴァ選出の国会議員ムハッレム・インジェ氏と会談を行ったことが分かった。これについてインジェ氏は、党本部会議メンバーへ招聘されたが断ったと語った。しかしCHP中央本部は、会談の申し出はインジェ氏からなされたもので、党本部会議への招聘はなかったと述べた。一方、92の署名を得たムスタファ・バルバイ氏は、党首候補になることができなかった。党会議における唯一の党首候補はクルチダルオール氏だったのだ…。共和人民党の党首は、党会議のスピーチで大統領制に対する批判を行った。エルドアン大統領を「独裁者」になぞらえると、(党大会に招待されていた)公正発展党のセルチュク・オズダー副首相と側近らは、会場を退出して抗議した。

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( 翻訳者:白尾みさき )
( 記事ID:39674 )