レイラ・ザナ、エルドアン面会要請へHDPコメント
2016年01月22日付 Radikal 紙


HDP(民主主義党)のレイラ・ザナ氏がレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領に会談を要求したことについて、同党のセラハッティン・デミルタシュ共同党首は次のように述べた。「レイラ氏からの情報によると、7~8カ月前に会談を要請したそうだ。党の名は出しておらず、自身が個人的に取り組もうとしている。」

HDPのセラハッティン・デミルタシュ共同党首は、トルコ国内ならびに国際的な人権協会の代表団を党の応接室に迎えた。東部、南東部の情勢について語った後、ヨーロッパ・地中海人権ネットワークのミシェル・トゥビアナ会長と話した。トゥビアナ氏は、トルコに数日滞在しており、人権侵害についての調査のため来たとして、「一般市民の死者が多くなっていることは悲しい状況だ。このため一刻も早く武器を排除し、交渉のテーブルに再び戻ることを期待している」と述べた。

■「レイラ氏は7~8カ月前に面談を申し出た」

記者の質問に回答したデミルタシュ共同党首は、レイラ・ザナ氏がレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領との面談することについて次のように話した。
「レイラ氏が我々に与えた情報によれば7~8カ月前に面談を申し込んだようだ。党の名は出しておらず、彼女自身が個人として取り組もうとしている。我々としてはこの件について何の問題もない。7,8カ月前に要求した面談に今日回答があり、情報が届いた。HDPの党としての面会ではない。解決プロセスの継続中に面会を要請したそうだ。レイラ氏からそのように聞いている。」

■シリアの交渉テーブルに誰がつくか、何の権限があってこの人選に介入するのか?

アフメト・ダヴトオール首相がシリア平和会議で民主統一党(PYD)対談相手として拒否したことについての記者からの質問に、デミルタシュ氏は次のように答えた。
「シリア問題解決のために当事者が着席していることが必要だ。解決に至らないのは、東西の世界が互いに歩み寄っていないからだ。このつけをシリア国民が払っている。シリアで誰が交渉の席に着くのかに、なんの権限があって(ダヴトオール首相は)介入するのか?現地のクルド人社会が着席せずに、イスラム国が座るというのか?侵略者で、野蛮な軍隊イスラム国が発言をしたらテーブルに座るだろう。IS国がテーブルに座ったら反対しないだろう。なぜかというと、ダウトオール首相によれば彼らは癇癪を起こした子供だからである。そこにいるクルド人はトルコ人の友人であって、敵ではない。あなた方に差しのべられた手を取ってこれを理解してほしい。シリアの未来を決めるにあたり、彼らには発言する権利がある。トルコはただこれを尊重するべきだ。」

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( 翻訳者:尾形知恵 )
( 記事ID:39711 )