米国防長官、「対IS、トルコはもっとやれる」
2016年01月22日付 Radikal 紙


カーター米国防長官は、トルコがイスラム国との戦いにおいて今以上に貢献できる余地があると話した。

アシュトン・カーター米国防長官は、トルコがテロ組織イスラム国との戦いにおいてさらに貢献してくれることを期待していると話した。

シリアやイラクでイスラム国と戦う連合軍のメンバー7ヵ国の国防相らがパリで一同に会し、イスラム国に対する軍事的作戦について検討した。カーター米国防長官は、その後に参加したセッションにおいて「イスラム国との戦いにおいて、トルコは十分に貢献しているか」という質問に対する答えの中でアメリカのトルコに対する期待は現状よりもさらに大きいものだと発言した。

カーター米国防長官は、さらに以下のように話した。「トルコには、現状よりさらに大きな貢献を求めている。トルコは、歴史や地理の観点から非常に重要なポジションだ。トルコはわれわれアメリカの友人であり、NATOの同盟国であり、そして自国の領土防衛という問題において最も力強い味方だ。しかし、トルコにはシリアやイラクと共有する長い国境線があるのも事実だ。こうした国境線は、トルコ側とシリア・イラク側の両方に外国人の戦士らが行き来することのできる最も脆弱な場所だ。さらに言えば、トルコの皆さんにはもっとできることがあるだろう。」

トルコがイスラム国との戦いにおいて、アメリカや連合軍の戦力に対し助力となっていると話したカーター米国防長官は、以下のように言葉を続けた。「われわれの航空機のために基地を空けてくれ、そのことには非常に感謝している。しかし、トルコができることはまだもっとあるはずだと私は考えている。トルコは、イスラム国を倒すためにもっと大きな貢献ができる国々のリスト上にあり、そしてそれは小さなリストなんかではないのです。」

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( 翻訳者:指宿美穂 )
( 記事ID:39712 )