ジュネーブシリア会議にPYDは招待されているのか、いないのか?
2016年01月27日付 Milliyet紙


メヴリュト・チャヴシュオール外相は、シリア和平協議にPYD(クルド民主統一党)が招待されるのであればボイコットすると述べた。一方、ミュスリムPYD共同党首は、ジュネーヴで開かれるシリア和平協議に招待されていないことを明らかにした。

国連は昨日、シリア和平協議への参加グループに向けて招待状を送った。ジュネーヴで金曜日に開催されるシリア和平協議では、シリア政権側と反政府勢力の両者が初めて協議に参加する予定である。国連の文書による発表では、どのグループが招待されたか詳細は明らかにされていない。招待の承認後に参加者が公表される予定である。

■「ボイコットする」
トルコ政府が「テロ組織」と見なしシリアにおけるPKKの支部と批判、和平協議への参加に異議を唱えてきたPYD(クルド民主統一党)の参加に注目が集まっている。メヴリュト・チャヴシュオール外相は、昨日NTVの取材に対し、PYDが招待された場合は和平協議をボイコットすると述べた。
昨日、国連による招待状送付前にサリフ・ミュスリムPYD共同党首は、ロイター通信の取材に対し、PYDは招待されるであろうが「まだどの立場につくか分からない」と述べた。
招待状送付後にミュスリムPYD共同党首は、まだ自身には招待が来ておらず、他のPYD代表者が招待されているかどうかは分からないとし、次のように述べた。
「もちろん心から協議に加わりたいと思っている。同時に、もし我々が参加しなければ『ジュウネーヴ3』も、一部のグループが除外された『ジュネーヴ2』のように頓挫するだろう。我々は中東の多くの人々を代表している。我々を除外すれば政治的解決の名のもとに不正を犯したことになる。」
しかし、「多元的社会のための運動」代表者のランダ・カッシス氏は、PYDの指導者サリフ・ミュスリム氏はジュネーヴに招待されているとし、「私とヘイセム・メンナ、サリフ・ミュスリム、イルハム・アフメド、カドリ・ジェミルが、個人的に招待されている」と述べた。メンナ氏とアフメド氏は、「シリア民主議会」の共同代表であり、PYDはこのシリア民主議会の最大構成員である。フランス通信社の取材に対し、ジェミル氏とメンナ氏は協議に招かれていることを肯定した。

■ロシア:PYDの参加は必須
一方、ロシアのセルゲイ・ラヴロフ外相は、2015年の外交を回顧した記者会見で、「シリアの紛争を終結させるためジュネーヴで開かれる協議にPYDが参加しなければ、この協議から期待される結果は得られないだろう。なぜならシリア国民に占めるクルド人の割合は小さくないからだ」と述べた。
さらにラヴロフ外相は、「シリアのクルド人の和平協議への参加を妨害することは、不正であり非建設的である。一部の反政府派が和平協議から疎外されることは、国際法違反である」と述べた。

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(翻訳者:篁 日向子)
(記事ID:39741)