エジプト:上エジプトに三千戸の賃貸物件建設
2016年01月27日付 Al-Ahram 紙


■上エジプトに3,000戸の賃貸物件用意、マドブーリー大臣は6都市で33,352戸の公共住宅設置を発表

【バダウィー・サイード・ナジーラ、ハムディー・ザムザム】

ムスタファー・マドブーリー住宅・施設・都市計画相は、新市街6都市での3L(3部屋+リビング)型の公共住宅33,352戸の建設と落札を発表した。また、公共住宅プロジェクトの責任者に、いくつかの県での2L型プロジェクトで別の住宅30,000戸の建設が委任されたと指摘した。同プロジェクトは低所得者の入居に対応するための各県知事からの要望に基づくものである。

また同大臣は以下のように明らかにした。10月6日市で11,000戸、ラマダーン10日市で3,700戸、ウブール市で2,016戸、5月15日市で5,700戸、カイロ新市街で936戸の建設が始まった。一方で10月6日市での7,000戸の建設業者の落札が終了した。シュルーク市の3,000戸も同様で、これらはすべて3L型である。同様にマドブーリー大臣は、3,000戸の建設を急ぐよう命じた。これはいくつかの県での2L型公共住宅プロジェクトの一環で、各県の低所得者の入居に対応するための県知事からの要望に基づく。

一方、上エジプトでは、賃貸規則によって同プロジェクトが用意した3,000戸が予約済みだと発表された。マドブーリー大臣は同プロジェクトにかかわる週例会合で、要望に基づいた30,000の建設と、各県で同意を得た様々な土地開発を開始するため、県レベルでの住宅管理部門に対する公式説明の発出がなされるだろうと述べた。また同大臣は、県内の低所得者への対応と入居という知事の要望に基づいた2LDK風呂付き住居の建設が間もなく終了すると強調した。

さらに同大臣は、上エジプトで賃貸規則により同プロジェクトが用意した住居3,000戸が予約済みとの発表予定に関して、県内の若者や家族にとっての利便性を指摘し、住居の賃貸にかかわる条件や設備を整え、数週間以内に発表されると説明した。

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( 翻訳者:塩川ゆうり )
( 記事ID:39760 )