サウジアラビア:イーサー教育相、教育環境の充実化に意欲
2016年01月18日付 al-Hayat 紙

■「教育省」が同省関係者への総合医療保障付与の意向、コンサルタントは解雇

【リヤド:サアド・グシャーム】

本紙が教育省の高官筋から知り得たところでは、「アフマド・イーサー教育相は、教員全員の現場での努力への感謝を表し、彼らへの適切な総合医療保障付与にかかわる調査委員会を立ち上げる予定である」。また別の高官筋は、同省に勤務するも業務を任命されておらず、省の業務に貢献もしていないコンサルタントを解任する意向であると強調した。

昨日(17日日曜日)朝、(休暇が終わり、)国内の全州・県で、初等・中等・高等教育の生徒合計600万人が公立私立および外国人学校に戻ってきた。なお同教員の数は650万人に上る。授業初日以降、学校は、生徒の家族や保護者が前学期について心配する不足や不備も起こることなく、生徒にカリキュラムと教科書の配布を開始した。

教育省は、同省関係者からなる多数の高官、大学幹部および国内各州・県の教育担当者らとの日例会合の開催に関心を寄せている。イーサー新教育相は、日定臨時会合間で、「教育現場」および建物、施設、また学校のあり方に焦点を当てた。

最近示した一般演説(本紙は写しを入手)の中で、同大臣は男女全ての学校での安全の提供を求め、また公立・私立学校で男女生徒の平穏が破られた場合は責任者の職務怠慢の責任を問うことを誓った。同様に、以前の調査で南部国境にある複数の学校を訪問し、学校長らに60以上の適正措置をはかり、校長らが一部の業務に取りかかれるようした。

一方、リヤドの教育局は昨日、ヒジュラ暦1437-1438年度、多くの外国および海外のサウジ研究機関および学校への教育派遣の任命提出にかかわる門戸を開くと報じた。

(後略)

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( 翻訳者:了源康平 )
( 記事ID:39777 )