アレッポからの難民、トルコ国境に迫る
2016年02月04日付 Radikal紙


アレッポとその周辺から逃げた数千人のシリア人で、キリスのオンジュプナル国境の反対側は混雑した。ダウトオール首相は今日7万人がトルコに向かっていると話していた。

シリア内戦の5年目に、数千人のシリア人は、体制側の部隊をはじめ、テロ組織「イスラム国」、民主統一党(PYD)、ロシアの空爆のために暮らしていた地域を捨てている。

現地関係筋から得られた情報によると、自由シリア軍と、アサド政権軍、政権を支持するロシア・イラン・ヒズボラの構成員との間の戦闘は、アレッポとその周辺で激化したという。アレッポとその周辺の数千の村から逃げた数千人のシリアの市民は、自由シリア軍支配下のエッセラメ、シェンマリン、シッジュ、イーデ難民キャンプに住んだ一方、多くの市民はトルコ国境に向かって歩いていることが明らかになった。

この間、オンジュプナル国境門で起きた混雑のために、安全対策が取られる一方、町で勤務する医療関係者が国境地域に送られたことが明らかになった。

■兵士と警官の休暇停止

アレッポと村の家を捨て、トルコへ向かいはじめたシリア人の一部は国境まで逃げてきた。アアザーズに近い村を出発し、千人に上る群衆は、キリスのアルパケスメズ村の地域にある鉄条網に達した。トルコに移動する許可をもらえなかった人々の待機が続く国境線では安全対策が強化された。キリスでは国境での動きにより勤務中の軍と警察の休暇許可は次の決定まで禁じられた。

■首相はイギリスから数千人が出発と発表

アレッポに関する最新情報を、ダウトオール首相はイギリスから伝えた。ダウトオール首相は、アレッポの空爆により7万人がトルコへ向かって出発したと述べた。ロシアの空爆の協力によりアレッポで陸路を前進するアサド政権軍は、中心部を完全に包囲しようとしている。ロシアとアサドの目的は、敵対勢力がアレッポ中心部からイドリブとをつなぐカスティロ~アナダンの道を手中に入れることだ。

■「状況は深刻だ」

首相は今日加えて、「アレッポはトルコとシリアの間のライフラインである。世界各地からくる支援と協力は、このルートを通っている。シリア体制とヒズボラのような3つの勢力とロシアの空爆はこのライフラインを裁ち切ろうとしている。トルコの支援は続いており、今後も続くだろう。しかし、状況はとても深刻だ。この戦争の他に民族浄化が行われている。ロシアの攻撃の90%は学校と病院に向けたものである。攻撃されているのは無辜の市民である。私たちは国連に訴えている。希望を失いかけている。国連は豪華な建物でマダヤ、アレッポ、イドリブで何が起きているか考えずに会議を実行している」と話していた。

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(翻訳者:矢加部真怜)
(記事ID:39808)