トルコ軍、YPG軍事拠点を砲撃
2016年02月13日付 Radikal紙


トルコ国軍(TSK)は、キリスに配備された榴弾砲によって、シリアのアアザーズ郡近郊で数日前にクルド民主統一党(PYD)が掌握したミニー空軍基地周辺地域への砲撃を行った。

トルコ国軍は、キリスに配備された榴弾砲によって、シリアのアアザーズ郡近郊で数日前にPYDが掌握したミニー空軍基地周辺地域への砲撃を行った。

キリスで、17時から国境線に配備された榴弾砲で、トルコ国境まで13キロメートルの距離にあり、数日前に自由シリア軍(ÖSO)からPYDの支配下に移ったミニー空港がある地域を砲撃した。

PYDの武装部隊はクルド人民防衛隊(YPG)の拠点があることが明らかにされたマランズ村近郊に向けて行われた砲撃の音はトルコ側からも聞かれた。担当者らはこの件に関する説明を行わず、断続的に国境線で砲撃の音が聞かれた。

■シリア人権監視団から説明

シリア人権監視団は、トルコが今日シリアのアレッポのYPG支配地域を砲撃したと伝えた。AFPが伝えたところによると、組織のスポークスマン、ラミ・アブドゥル・ラフマン代表は、標的にはミニー軍用空港が含まれると述べた。ラフマン代表のこの発言に対し、あるクルド人当局者は、ロイターに行った説明で、ミニーはYPGの支配下にはなく、革命軍という名の別のクルド人グループの手にあると主張した。

■トルコ筋が確認

トルコ治安部隊責任者がCNNチュルクに語ったところによると、TSKはマナナス村から1キロメートルの距離にあるYPGの拠点を攻撃し、爆撃はまだ続いているという。
ロイターに話したトルコ政府担当者は、「トルコ国軍は、アアザーズ地域のPYDの標的を砲撃した」と述べた。

■2日前にYPGの手に

シリア内戦の運命を決めるアレッポ前線で、テロ組織PKKに繋がるYPGは2日前に戦術的なミニー空軍基地を確保した。YPGはその後、トルコ国境にあり反体制派の重要拠点として知られるアアザーズ村に作戦行動を始めさせたという。

■ミニーは何故重要?

PYDの武装組織YPGが主柱となって作られたシリア民主軍は、アアザーズとタル・リファトの間のミニー空軍基地を以前穏健反政府派から奪還した。これは、アレッポの地方で反政府派の城塞となっているタル・リファトとトルコの間の連絡を断つことになる。
トルコは、PYDをテロ組織PKKのシリア支部であると認識している。この主張に反対するアメリカとロシアはというと、PYDに支援をしている。ロシアが同地域で空軍作戦によって支援しているシリア体制派は、穏健反政府派のトルコとの繋がりを断とうとしていることを明らかにしていた。

■ダヴトオール首相、今日スピーチで言及

アフメト・ダヴトオール首相は今日エルズィンジャンで行った演説で、アアザーズでの進展について次のように述べた。
「2日前、卑劣な者たちが空爆と民兵によってアアザーズを攻撃した際、すべての政府上層部は協議を行った。アアザーズをどのように保護するかと。我々はこの同胞たちを運命に委ねなかった。4年間抑圧された人々に寄り添ってきた国として、だれからも助言を受けなかった。6万人のシリア人を放置しはしない。」

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(翻訳者:永山明子)
(記事ID:39852)