「トルコ軍標的」―IS、トルコ語雑誌で特集
2016年02月18日付 Cumhuriyet 紙


IS(イスラム国)は、トルコ語で発行している『コンスタンティニイェ』誌の最新号において、トルコ軍を標的にした。

ISは、トルコ語で発行している『コンスタンティニイェ』誌の第5号において、トルコ軍を標的とした記事を掲載した。記事は「トルコ軍はNATOに与し、イスラム教徒を殺害している」「不信仰(偶像・悪魔)を罵ることは、信仰の第一要件である。不信仰を非難することなしに、信仰は正当化されない」と し、トルコ軍との戦いを呼びかけていた。

同誌は、トルコ軍および警察関係者を「カーフィル(背信者)」と断じ、「トルコのような不信仰のシステムで成り立つ国々において、軍や警察のような部隊に所属すること、彼らの軍に加担することは背信行為である」とした。

また同誌の序文は、「地上における全不信仰者に告ぐ。もはやイスラム国は誕生した。覚悟しておくがいい」という警告で締めくくられている。

ISは、アフガニスタンにおいてトルコ軍が「十字軍と共闘した」と主張し、「イスラム国は神のお許しをもって、イスラム教徒を殺害するこの背信者どもに最も重い報いを受けさせ、また受けさせ続けるだろう」としていた。

同誌は、トルコ軍に対して「ファラオの軍隊」という形で言及していた。

ISは、「トルコのような不信仰のシステムで成り立つ国々において、軍や警察のような部隊に所属すること、彼らの軍に加担することは背信行為である。これらの国々における軍人及び警察は、全て背信者である。彼らは背信・棄教の集団であるからして、彼らと戦い殺害することは許容される。彼らは背信者として死ぬのであり、その行き着く先は地獄である」とした。

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( 翻訳者:今城尚彦 )
( 記事ID:39868 )