トルコ軍、PKKを空から、PYGを地上から爆撃
2016年02月21日付 Hurriyet紙


トルコはアンカラで死者28人を出した自爆攻撃の首謀者テロ組織PKK(クルディスタン労働者党;非合法)とそのシリアでの派生組織のクルド民主統一党(PYD)の武装部隊のクルド人民防衛隊(YPG)を空と地上から攻撃し続けている。軍情報筋は、16日火曜にマルディン郊外で行われた空爆作戦でPKKの上層幹部のファルク・アタンが死亡したとの情報を発表した。

 アンカラでの攻撃後、北イラクでテロ組織PKKを標的とした二度目の空爆作戦が木曜日に行われたと伝えられた。カンディル地域のアヴァシン・バスヤン、ハクルク、ガラでPKKのものと確定している防空壕や避難壕に向けた作戦に、「ターミネーター」の名で知られるF-4E 2020約40機に「ファイティングファルコン」F-16が参加した。

 作戦には早期警戒管制機(AWACS)1機、空中給油機1機と無人航空機(İHA)が複数同行した。戦闘機は基地に帰還せずに空中で補給を行いながら、事前に確定された目標をレーザー制御誘導爆弾と貫通爆弾(NEB)で攻撃した。作戦でPKKの武器、弾薬、燃料タンク、テロリストたちが潜伏している洞窟に正確に攻撃を加えた。軍情報筋は100近くの目標を攻撃したと伝えた。

■目標は火の中

 空爆作戦後に無人航空機で行われた偵察で多くのテロリストを無力化出来たことを確認したと伝えられた。

 トルコ・シリア国境で駐屯するトルコの大砲部隊もYPGの陣地を一週間前から今まで「フルトゥナ」自走榴弾砲で攻撃している。一昨日アフリーン、深夜未明にアアザーズでYPGの目標を炎上させたと発表された。ミンニー空軍基地の周辺や、マラナスとタル・リファトの間にあるアイン・ダーネ村がフルトゥナの攻撃目標となった。銃撃は間隔を空けながら昨日19日にも続いた。軍情報筋は上記の地域からトルコ側に迫撃砲とDShK38重機関銃で絶え間ない攻撃が行われたと述べ た。

■F-16が「ボタン」を殺害した

 PKK内のある人物が行った密告で、組織のマルディン幹部で「ボタン」というコードネームのファルク・アタンがマルディン県ヌサイビン郡とシュルナク県イディル郡で作戦を行った治安部隊に対する作戦行動の準備にあたっていて、このため自身の指揮下にあるリーダたちと会合を開く予定と判明した。2月16日火曜にF-16で集団がいた地点に作戦を行い、会合を仕切るファルク・アタンと一緒に居た幹部メンバーが殺害された。

 参謀本部は、一昨日ディヤルバクル県スル郡でPKK4名と、シュルナク県イディル郡でもテロリスト1名が殺害され、これでスルで殺害されたテロリストの合計数は213名で、イディルでは6名と発表した。

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(翻訳者:伊藤梓子)
(記事ID:39893)