ヤズド州、ユダヤ教徒専用の投票箱を設置
2016年02月23日付 Jam-e Jam 紙
http://www.farhangnews.ir/content/182015 より。男性の後ろに見えるのは「生命の樹」「セフィロトの樹」と呼ばれるユダヤ教の象徴。シナゴーグと思われる。
http://www.farhangnews.ir/content/182015 より。男性の後ろに見えるのは「生命の樹」「セフィロトの樹」と呼ばれるユダヤ教の象徴。シナゴーグと思われる。

【ヤズド――ジャーメジャム記者】

※本記事の原題は、「ヤズド州、4県で宗教マイノリティー専用投票箱を設置」

本記事ほか政府系ネットニュースでは、記事中の「宗教マイノリティー」が何を指すか具体的に触れておらず、写真も掲載されていないが、他の複数のサイトは、ヤズド州でユダヤ人専用投票箱[専用投票所]を設置したと伝えている。

ヤズドはゾロアスター教の中心地であるが、少数のユダヤ教徒がいる地域のひとつとしても知られる。


ジャーメジャム・オンラインによれば、ヤズド州選挙本部書記は、同州の4県で宗教マイノリティー専用の投票箱の設置を発表した。

モスタファー・サーラーリー書記は、ジャーメジャム紙記者のインタビューで、以下のように語った。

「州全体で627の投票箱を設置したが、うち4県で宗教マイノリティー専用の投票箱が設置される。」

同書記は、さらに、次のように説明した。

「ヤズド県、メイボド県、タフト県、アルダカーン県は、宗教マイノリティーの同朋たちが、専用の投票箱に一票を投じる。」

同書記は、さらに語った。

「アルダカーン県では、《固定投票箱》が一箇所に設置される。また、タフト県では、宗教マイノリティー用の《巡回投票箱》が巡回する。」
また、「メイボド県でも、《巡回投票箱》が集票のために回される」と述べた。

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( 翻訳者:ONU )
( 記事ID:39942 )