ウクライナ:ウクライナの外国人戦闘員がもたらす危機 (2)
2022年04月11日付 その他 - Sky News Arabia.com 紙


■ウクライナで戦う外国人戦闘員…生じつつある危機への警告

【スカイ・ニュース・アラビア】

2022年1月22日、ウクライナ当局は民間人に対する軍事訓練プログラムを開始し、彼らのうち半数は「抵抗」に加わる意向を示した。

ウクライナの総人口4,000万人のうち50万人が軍事経験を有している。ウクライナの「抵抗」は、対ウクライナ国境に集められたロシア軍兵士の約75%が侵入してきたにもかかわらず、各主要都市を掌握することを妨げた。しかし外国人戦闘員らはいまだ、決定的な勝利を実現することはできていない。

サイード氏が欧州テロ対策・諜報研究センターから発表したレポートによると、ウクライナは、一日当たり約2,000米ドルの対価でロシア政府が送り込んだ雇われ兵と対峙することを含む複数の国内作戦に加わるための「傭兵」を募集している。

ウクライナ側について現場の戦闘に加わる外国人戦闘員の募集は、アフリカ諸国において人々を引き付けているようである。たとえばセネガルでは、対ロシア戦争に加わるために36人が徴用されたことが明らかになった。同様にナイジェリアでは115人が徴用されたという。また米国の見立てにおいては、シリア人戦闘員らがもつ市街戦の経験が首都キエフの掌握に役立つとの予測のもと、彼らがロシアによって徴用されたと結論付けられた。

(3)に進む

(1)に戻る

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:木戸 皓平 )
( 記事ID:39944 )