ラーリージャーニー議長演説、選挙後初の国会公開会議で(2)
2016年02月29日付 Jam-e Jam 紙

ラーリージャーニー国会議長は、さらに、こう述べた。
「とくに、一部の大国や域内の国々の陰謀は選挙戦において、[公約や見解表明として]明確にされねばならなかった。

従って、選挙への国民の一斉参加は、国際的な舞台におけるイランの存在感を増し、イランの位置づけに関する新たな認識が生じたのだ。」

ラーリージャーニー議長は、さらに、以下のように付け加えた。

「域内を覆う、安全保障の危機とこれらの国々における驚くべき混乱、そして、テロ事件に注目すると、選挙において親愛なる国民が新たに成し遂げたことは、疑いなく、イランにおける安定と治安を示すものであり、イランの安全保障の係数を増加させたのだ。

また、他方では、体制の人々の強い後ろ盾は、域内におけるイスラーム・イランの安定と治安創出の役割を一層増すことになったのである。」

同議長は、さらに強調した。

「核合意後に、国民による選挙への広範囲な参加は、イスラーム共和国体制が、人々の強い後ろ盾をもつものであり、繁栄するイランの産業において、新たな運動を起こす用意ができており、イスラーム・イランは、独立と繁栄を目標に据えているのだというメッセージをすべての国々に伝えたのだ。」

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( 翻訳者:ONK )
( 記事ID:39976 )