「地下鉄に爆弾!」ジョークで、大騒動
2016年03月05日付 Radikal 紙


カドゥキョイ-カルタル間地下鉄で最も混雑する時間に、「アッラーは偉大なり」という叫び声とともにドアが閉まる車両の中にカバンが投げ込まれた。これにより周囲は混乱に包まれた。乗客は緊急ボタンを押し、何人かは体調不良を訴えた。これらすべてを引き起こした子供3人が逮捕され、「ジョークだった」 と話した。

ウナラン地下鉄駅で、電車のドアが閉まる瞬間に「アッラーは偉大なり」と叫んだ若者が手に持っていたカバンを車両の中に投げた。すぐに車内は混乱し乗客はパニック状態になった。本件は若者たちによるジョークであることが分かった。

事件は16時45分頃に路線が最も混雑する時間にウナラン地下鉄駅で起こった。現場を目撃した人によれば、地下鉄で大きな衝撃が起こった出来事は次のように生じた。若者3人が車両のドアが閉まる瞬間に「アッラーは偉大なり」と唱え、すぐさま手に持っていたカバンをもうすぐ出発しようとする車両にいた乗客の中に投げ入れた。この時から駅とその車両に乗っていた乗客は大きなパニックに包まれ、混乱状態となった。皆がカバンの中に爆弾が入っていると思った。カバンが投げられた車両にいた乗客はすぐにカバンから離れようとした。何人かの乗客は緊急ボタンを押し、この時、気分が悪くなった乗客もいた。

この間も地下鉄の運行は続行し、次の駅であるギョズテペ駅で停車した。この時警察も警戒体制に入り、多数の警察官が駅に到着した。乗客は車両をすぐに離れた。この間この騒動を引き起こした18歳未満の2人の子供が地下鉄の警備職員の協力によって特定され、逮捕された。そして警察の監視の下、警察署に移送された。移 送された子供たちは、戦慄すべき自白をこの間に行い、騒動はジョークの目的であったと話した。

騒動のショックを拭いきれない100人もの乗客のうちの一人であるブシュラ・ユジェはその時の状況を次のように話した。

「カドゥキョイから乗ってウナランで降りるはずだった。まさに一瞬、一人が「アッラーは偉大なり」と叫んだあと、手に持っていたカバンを投げた。爆弾のパニックが生じ、そこにいたすべての乗客が押し合いへし合いした。」

この間、子供たちが車両に投げたカバンの中身はバスケットボールであったことが分かっている。

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( 翻訳者:尾形知恵 )
( 記事ID:39987 )