イタリア、EUトルコ交渉の条件に「報道の自由」主張か
2016年03月08日付 Radikal紙

イタリアが、EU交渉に関して報道の自由が取り上げられない以上、トルコとは一切の協定を結ばないという強固な姿勢にあると報じられた。

イタリア国営テレビRainews24とSKYTg24が、トルコ-UE会談について重要な情報を伝えた。
イタリア首相府の情報筋によると、トルコ-EU会談のためブリュッセルに滞在中のマッテオ・レンツィ伊首相は、報道の自由について議論がない内は、トルコとのいかなる協定にも調印しない意向だ。

■ジャン・デュンダル氏とエルデム・ギュル氏の手紙

レンツィ首相は昨年11月29日に、この危機に関するトルコとの初の首脳会談を前に会見を行い、人権、報道の自由、法の優越性、民主主義がEUにおいてとても重要であることを強調していた。
レンツィ首相は、ジャーナリストのジャン・デュンダル氏とエルデム・ギュル氏が自身と他の指導者らに手紙を書いたことも引き合いに出し、「その手紙は私のポケットにある。会談でダウトオール首相と話すだろう」と述べた。

ジャン・デュンダル氏も先日発表したルポで、これについて次のように述べている。

「イタリア首相へ手紙を出しました。丁度EU首脳会議に出席する頃でしょう。『難民問題について交渉されることは分かっていますが、私たちを忘れないでください。私たちもここにいるのです!私たちはヨーロッパの価値観を支持し、人権を守っているのです…』という手紙です。首相はイタリアの記者陣にこう言ったらしい。『今、彼が送ってくれた手紙は私のポケットに入っている。これについて、中でダヴトオール首相にお伝えしましょう!』と。何と価値あることか!牢屋にいる人物が、食堂からとった汚れたレシートの裏に手書きで、イタリア首相に手紙などを書き、送った。そして首相は、EU首脳会談に臨み、『その手紙は今私のポケットにある!』と言ったのです。」

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(翻訳者:田中浩太郎 )
(記事ID:40013)