イエメン:アラブ連合の空爆がマアリブ・ジャウフに拡大
2016年03月18日付 al-Hayat 紙


■アラブ連合の空爆がマアリブ・ジャウフに拡大

【サナア、アデン、タイズ:本紙】

イエメンの正統政府を支持するアラブ連合の戦闘機は昨日(17日)、サナアと同市周辺にあるフースィー派の武装兵およびアリー・サーリフ前大統領の部隊の拠点複数に対する空爆を再開した。同時に、タイズ県の反乱者およびその増援部隊の拠点にも集中的な攻撃を行った。同県では、「人民抵抗」とイエメン軍の合同部隊と、フースィー派民兵との戦闘が続いている。

空爆はサナア東部ナクム地域のハファー軍営地、また首都北東部の入り口にあるニフム行政地区州のバッラーン村や、隣接するアルハブ行政地区のサマア山軍営地にある反乱軍拠点も標的とした。さらに空爆は、マアリブ県のハリーブ行政地区や隣接するジャウフ県のマトゥーン行政地区に拡大した。

タイズでは人道支援・措置のためのサルマーン国王センターが一昨日(16日)、人道支援連合の協力の下、食糧物資2万箱を配布した。これは包囲解放を受けたもので、これにより同10万箱の配布計画が実施されている。

サウジ国営通信の報道によれば、タイズのラシャード・アクハリー副知事は、壊滅的な被害を受けた同県の被害者の支援や、すべての行政地区や村での包括的な現地調査の実施において、同センターが果たした役割を称賛した。

(後略)

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( 翻訳者:前田悠作 )
( 記事ID:40083 )