ギュルハーネ公園(トプカプ宮殿外廷)の壁、崩れる がれきから2人の遺体発見
2016年04月05日付 Hurriyet 紙

ギュルハーネ公園にあるチャイハーネ(ティーガーデン)の壁が崩壊した。崩れた壁の下敷きになった人がいることが明らかになり、多くの消防チームが事故現場へと派遣された。がれきの下に取り残された7人のうち、5人が土の下から救助され、病院に搬送された。消防隊が現場で捜索を続ける中、がれきの下で2人の遺体が発見された。

■5人が病院へ
 がれきの下に取り残された7人のうち、3人は自力で、2人は消防チームによって土の下から救助された。がれきから発見されたギュルベン・アイドゥンさん、ギョクチェ・チャタロルク・アサルさん、バルクン・アサルさんの3人は現地に居合わせた人たちの車でイスタンブル大学ジェッラフパシャ医大病院へ、ベヤズ・アドゥギュゼルさんといまだ名前がわかっていない1人は、救急車でハセキ教育研究病院へ運ばれた。

■遺体の発見

 AFADと消防チームは地面の下に取り残されたイサ・クルチさんといまだ身元のわかっていない女性一人の遺体を16時ごろ発見した。2人の遺体は、がれきの下から運び出された。

■シャーヒン知事、「崩壊の原因を調査している」

 イスタンブルのヴァスィプ・シャーヒン知事はギュルハーネ公園を訪れ、崩落現場を視察した。出口で新聞記者らに対し発表を行ったシャーヒン知事は、「あそこの壁が崩落して事故が起きたらしいが、なぜ崩れたのか調査している。ここは高台として知られるチャイハーネの一部だ。仲間が調査を行い、崩落の原因を明らかにするだろう」と述べた。

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( 翻訳者:大畠梨紗子 )
( 記事ID:40198 )