イラン、アゼルバイジャン/アルメニア両国に警告—イラン領内に砲弾が着弾したことを受け
2016年04月06日付 Jam-e Jam 紙

【ジャーメ・ジャム・オンライン】イスラーム共和国治安維持軍の国境警備隊司令官は、イランとアゼルバイジャン/アルメニア両国の関係は良好だと指摘した上で、「国境警備隊は国境地域の安全と平和の確立に努力している。イランの国境地域に砲弾が数発着弾した問題については、両国に注意・警告を行ったところだ」と述べた。

 ジャーメ・ジャム・オンラインが伝えたところによると、イスラーム共和国治安維持軍国境警備隊のガーセム・レザーイー司令官はアルダビールおよび東アゼルバイジャン両州の国境地域を視察する中で、記者団に対し、隣国である両国の間で起きた紛争に言及し、「イランの両国との関係は良好なレベルにあり、国境地域ではこれといった問題を抱えてはいない」と述べた。

 同氏は加えて、「アルメニアとアゼルバイジャン共和国の国境地域で生じた問題が一刻も早く解決し、安全と平和がこの地域に戻ってくることを願っている」と述べた。

 同氏はさらに、「これら両国が我が国と共通の国境地域の近くで衝突したことから、我々も国境警備を強化した。両国間の平和のために、持てるすべての法的権限を活用するつもりだ」と言明した。

 レザーイー司令官は、何発の砲弾が我が国の領土内に着弾したのかとの問いに対しては、「この種の紛争や交戦では、両軍による過ちを目にすることがときにあり、我々も紛争当事国の両者に警告を発したところだ。両国も謝罪をした上で、この種の過ちを繰り返さないことを約束している」と答えた。

〔‥‥〕

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:OSD )
( 記事ID:40248 )