ベシクタシュ、新スタジアム・オープン!
2016年04月11日付 Hurriyet 紙

ベシクタシュの新しい聖地ボーダフォンアリーナは、予想通りブルサスポル戦で満員となった。4万1903人の観客で一杯のスタジアムで、ただの一つも空席さえ残っていない一方、スタジアムの輝きは老若男女全ての人を魅了した。本日ベシクタシュで生じたことごと...

■午後3時、町中はお祭りの場へ

トルコとヨーロッパの各地から訪れたベシクタシュファンたちは、ベシクタシュ地区のキョイチとカザンで集まりだした。すぐにどこでも、白と黒のユニフォームを着たファンたちが何時間も王者の行進曲を歌い、お祭り騒ぎが続いた。

■41903もの旗が配布される

ベシクタシュ執行部の「カルタル支部」代表のエムレ・コジャダ氏とコーディネーターのヒュセイン・ミジャ氏の一行は試合の前にボーダフォンアリーナで、観客数分(4万1903枚)の旗を配った。

■スタジアムの壮麗さは、ファンたちを熱狂させる

ボーダフォンアリーナの壮麗さは、ベシクタシュファンたちの熱狂を更に加速させた。白と黒のチームが練習のためフィールドに出た時、雷鳴と異ならない声が鳴り響いた。同様に試合が始まると、耳を塞ぐような声が発せられた。

■ファンクラブの代表者、試合を観戦

ベシクタシュ国内外合わせて75のファンクラブのトップや一部メンバーも、ブルサスポル戦のためイスタンブルに訪れた。「カルタル・バクシュプラットフォーム」があるレストランでしつらえた食事で一堂に会したファンクラブ代表者は、興奮で一杯であった。プラットフォームの長、レヴェント・エルドアン氏が主催した食事会に参加した人物の中には、前大臣のサデッティン・タンタン氏の名もあった。

■素晴らしい景色

ボーダフォンアリーナで観客席からの視界が完璧である事が注目を集めた。完全に閉ざされて、2層の観客席からなるスタジアルで試合を観戦する全てのサッカーファンは、フィールドの全てを容易に見渡すことができる。椅子は開閉式で1階の勾配が26度、2階は38度であるとされた。

■フィールドに最初に立った選手

試合の前、ベシクタシュサッカーチームのなかでフィールドに最初に出た選手は、ジェンク・トスン選手であった。彼に続いてネジプ選手、オルジャイ選手、トシッチ選手、コーチのテメル・ツナ氏がフィールドに出た。ベシクタシュの有名なサポーターのアレン氏は、ファンたちの希望によってフィールドに降りて歓声を指揮した。

■前監督と元選手たちに盾

ベシクタシュに過去に選手や監督として所属した面々も、ボーダフォンアリーナ初試合を観戦した。白と黒のチームを連年王者たらしめたイギリス人のゴードン・ミルネ氏、その時代の選手たちのうちアリ・ギュルチケン氏のほか、15年間の無冠に終止符をうったドルデ・ミリッチ氏、元サッカー選手ダニエル・アモカチ氏、ロベルト・ヘルバート氏、歴代監督のベルンド・シュスター氏、ジャン・ティガナ氏、エルトゥールル・サーラム氏も、試合を観客席から追った。ベシクタシュ・クラブ会長のフィクレト・オルマン氏は、試合の前にドルデ氏、ゴードン氏、ベルンド氏、ジャン氏、エルトゥールル氏、ダニエル氏に盾を授与した。

■他の関係者たちからの反応

ベシクタシュ会長のオルマン氏の妹のウミット・オルマンさんは、試合の前に観客席でベシクタシュポーズをしてみせた。

■クアレスマの芸術的ゴール!

ベシクタシュ所属のポルトガルの星、リカルド・クアレスマ選手は、すばらしいテクニックで決めたアウトフロントとラボーナのキックを、ブルサスポル戦でも放った。クアレスマ選手のこのシュートは白と黒のファンたちを熱狂させた。

■ブルサスポルの選手たちも惹かれた

ボーダフォンスタジアムの壮麗さは、ブルサスポルの選手たちをも魅了した。緑と黒のベルギー選手デ・スッター選手は、「フィールドに出ると、そこはクレイジーなスタジアムだった」と述べた。ハムザ・ハムザオール監督は、「素晴らしいスタジアムになった。スタジアムの中を、今は暴力ではなくて、美しいもの、つまり紳士さ、愛、平和、友情といったものでいっぱいにする事が必要だ」と述べた。

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( 翻訳者:田中浩太郎 )
( 記事ID:40256 )