建築家シナンの歴史的モスク彩色タイルに空調機!
2016年04月15日付 Cumhuriyet紙


イスタンブルのコジャムスタファパシャ地区に位置し、建築家シナンの作であるラマザン・エフェンディ・モスクの貴重な彩色タイルの前に、空調機が設置された。

Arkeofili.comの情報によると、ベズィルガンバシュ・モスク、ヒュスレヴ・チェレビ・モスク、バゼルギャン礼拝所などの名で知られるモスクのタイルは比類のないものである。ベズィルガンバシュのハッジ・ヒュスレヴ・チェレビによって、1586年にシェイフ・ラマザン・エフェンディのために建築家シナンに作らせたモスクの400年の歴史を誇るタイルの前に、天然ガスの空調機が設置されている状態だ。さらに、空調機にはモスクへ訪れた人に向けて「ヒーターによりかからないでください、歴史的なタイルが傷ついてしまいます」という貼り紙が貼られている。

不名誉なことは、同モスクへ行ったある市民が撮影した写真をツイッターに投稿して、明らかになった。写真に映っている空調機がモスクの雰囲気と質感により生み出すコントラスト、醜さに注意を向けざるを得ない。窓の1つに設置されている巨大なエアコンもこのショットを仕上げている。

■シナン最期の作品の1つ

エシクタシュを過ぎモスクへ入った後、大理石のミフラーブと説教壇を囲む彩色タイルは、16世紀に遡る。内部の壁、ミフラーブの上方までこのタイルで装飾されている。

同モスクは、シナン最期の作品の1つに数えられている。1782年におきた火事で被害を受けた同モスクは、19世紀の初めに有名な作曲家ハマーミーザーデ・イスマーイール・デデ・エフェンディにより修復されたことで知られている。

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(翻訳者:福永千夏 )
(記事ID:40274)