マルマリスの貸しヨット、60%は売り出し中
2016年04月20日付 Milliyet 紙


トルコのヨット会社はクロアチアに移っている。

観光の弱小化はヨット観光にも影響を及ぼした。ムーラでブルーツアーを行うスクーナー船やヨットの60%が売りに出されている一方、マルマリス郡ではヨット会社が旗を変えて船をクロアチアやギリシアの島々に移動し始めた。夏のシーズンには毎年エーゲ海や地中海海岸でブルーツアーを出していたロシア人の富豪もトルコ—ロシア危機を理由に百万ドル単位の大型ヨットをヨーロッパの海岸へ停泊させていることが分かった。

南エーゲでスクーナー船やヨット観光において重要な位置を占めるムーラでブルーツアー会社が船を売りに出し始めた。スクーナー船観光においてエーゲ海や地中海海岸で重要な位置を占める地域で予約キャンセルが60%に達したことが分かった。ヨット観光で主要な会社のうちの一つであるテュルクヨットの共同経営者であるトゥファン・ギュレシュ氏がイフラス・ハベル・エージェンシー(İHA)の記者にインタビューで、トルコのヨット会社の多くがヨットとスクーナー 船を売り出し、その一部は旗を変えて航路をクロアチアやギリシアの島々に変更していると話した。ヨット部門がこのシーズン最も大変な時期を迎えるだろうと指摘するギュレシュ氏は、地域のシンボルとなったスクーナー船観光が大きな打撃を食らったと述べた。ギュレシュ氏はさらにエーゲ海や地中海海岸の湾で船を停泊させている世界中の富豪たちも安全のためにトルコの海で泳ごうとしなくなったと話し、これらのボートがギリシアやフランス、クロアチアの海岸へ移るだろうと強調した。
テュルクヨットの共同経営者エユップ・バイラクトルオール氏は政府が発表した観光事業法案がヨット観光を含まなかったことを主張する。ヨット産業が大変コ ストがかかる観光部門であると話すバイラクトルオール氏は、国からの支援が来なければ来季はヨット会社が生き残ることはできないであろうと主張した。

■ロシアの億万長者たちはヨーロッパの海岸に船を停泊させるだろう

毎年エーゲ海海岸に船を出していたロシアの億万長者たちの大型ヨットはロシア—トルコ危機のせいでヨーロッパの海岸に停泊するだろうと言われている。ブルーツアーで燃料や食糧を買うために停泊していた港町にお金を落としていった大型ヨットは地域の経済にも貢献していた。ロシアの実業家ロマン・アブロモ ビッチ氏はマルマリスとボドルムの海をもっともよく訪れる富豪の筆頭である。
テュルクヨットの共同経営者トゥファン・ギュレシュ氏は「今シーズンアブロモビッチ氏のヨットを我々が見ることはできないと思っている。私たちがロシアの富豪たちに最も多く観光案内をし、収益をあげていた。しかし二国間に生じた危機の後ロシア人の顧客からの予約依頼が来なくなり、彼らの多くは船をヨー ロッパの海へ移してしまった」と述べた。マルマリス海商会議所会長のハサン・メンギ氏はインタビューでマルマリスではオフシーズンのため皆が船を売りに出していると話した。さらにメンギ氏は、部門の代表者らに忍耐強くあってほしいと呼びかけ、価値が高いヨットが低価格で売られていないよう注意を促した。スクーナー船観光がクロアチアに移ったことについての情報が事実を反映していないと述べるメンギ氏は「スクーナー船観光は我々の地域特有の観光方法である。ムーラはアンタルヤと肩を並べるほど海岸がつらなっており、世界で類を見ない美しさの湾がある。ブルーツアーを気に入った人々はこの美しさを簡単に手放すことはできないだろう。エーゲ海と地中海のみに特有のスクーナー船観光は他のどの国にも取られてはならない。起きたことから教訓を得てすぐに行わなければならないことを実現する必要がある。ロシア危機のために豪華なヨットで地域を訪れる富豪や実業家はナショナリスト的な姿勢のポーズを示そうとし、地域に来ようとしない。だが私はロシア人に危機が近いうちに解決されうると信じている」と話した。

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( 翻訳者:奥村 茜 )
( 記事ID:40306 )