トルコ各地で停電、その理由は?
2016年04月27日付 Hurriyet 紙

入手した情報によれば、22時30分から特に黒海とトラキア地方の居住地域に続き、一部大都市でも部分的に停電が生じた。停電後、主要システムはすぐに復旧し始めた。

イスタンブルやアンカラを始めトルコの多くの都市で停電が生じた。県の中心で所々生じている停電は周辺の郡で頻繁であった。

夕方の時間に停電に遭った県:
イスタンブル、アンカラ、イズミル、コジャエリ、ヴァン、ハッキャーリ、トラブゾン、エルズィンジャン、エルズルム、ウードゥル、サムスン、ガーズィアンテプ、リゼ、サカリヤ、メルシン、ヤロヴァ、カイセリ、デュズジェ、アダナ

■省からの発表

全国で部分的に生じている停電が中部および東部黒海地域での激しい嵐や降水で高電圧線の一時的な機能不全に起因していると明らかにした。25日夜23時13分の時点で全ての地域で再びエネルギーは供給されているということだ。

エネルギー天然資源省によって行われた発表では、「2016年4月26日の22時29分に中部・東部黒海地域では激しい嵐や雨によって高圧線路に一時的な機能不全が起きた。機能不全はいくつかの県で部分的な停電の原因となった。対策を行ってシステムは短い期間で通常に戻った一方、23時13分の時点で全ての地域で不全を除きエネルギーが供給された。停電の合計は、トルコ全体の15%で45分間に渡って起きた」と述べた。

発表では、さらに地域の天候状況によって短時間の停電が起こりうるとした。

■ボアジチ電力供給株式会社も発表

ボアジチ電力供給株式会社はこの問題に関して次のような発表をした。

25日22時30分にトルコ電力会社(TEİAŞ)の行う電力供給システムに生じた技術的不調によって停電が起こった。TEİAŞのシステムにエネルギーを供給するにつれ、ボアジチ電力供給株式会社も徐々に電力の供給を始める予定だ。

停電の影響を受けたイスタンブル内の区:アブジュラル、バージュラル、バシャックシェヒル、バクルキョイ、ベシクタシュ、ビュユクチェクメジェ、エセンレル、キュチュクチェクメジェである。

TEİAŞからシステムにエネルギーが来るまで、停電の影響を受けている地域で被害を出さないためボアジチ電力供給株式会社は、全ての資源をかき集めて様々な地域から交換する方法で徐々に電力を供給する。

世論に共有される話題を提供している

ボアジチ電力流通株式会社によって行われた別の発表で、「TEİAŞからシステムエネルギーが来るまでボアズィチ電力供給株式会社は、全ての資源を動員して様々な地域から流す形で、停電の影響を受けている地域で被害を出さないために23時30分から徐々に電力を供給した」と述べた。

■危機管理デスク設立

停電のためにTEİAŞはアンカラ負荷・配分センターに危機管理デスクを設置した。停電の理由判明後の発表が待たれている。

■エーゲ海地域で停電

エーゲ海地域の多くの県で停電が生じた。

入手した情報によれば、まだ明らかにされていない問題が理由で22時30分頃イズミル周辺、コナック、バイラクル、カラバーラル、チーリ郡で電気が止まった。短時間の停電の後、こうした郡に再び電気が供給された。

同じ時間、マニサのトゥルグトゥルやアクヒサル市中心部、サリフリ、ソマ郡で約40分間停電が起きた。アイドゥン市中心部やデニズリ市中心部とともにチャメリやアジュパヤム郡で短時間の停電が生じた。

■黒海で停電

夜22時30分頃に始まり約30分続いた停電はトルコ電力株式会社のシステムに生じた機能不全が理由だったことが分かった。

電力供給停止により、アルトヴィン、ギュムシュハーネ、リゼ、トラブゾン、ギレスンとともに多くの県でエネルギー供給停止が生じた。この問題に関連する発表を行ったチョルフ電力株式会社は、TEİAŞが基になったこの供給停止では、各社がいかなるサービスの支障もないと明らかにした。

■BEDAŞとAYEDAŞ、サイトアクセスできず

ボアズィチ電力供給株式会社とアナドル電力供給株式会社の公式インターネットサイトに長い間アクセスできなかった。

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( 翻訳者:佐藤彩乃 )
( 記事ID:40337 )